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2013-09-18 Wed 01:01
曇り時々晴れ。気温は高くなさそうなのに、蒸し暑い。
ギリシャの幼稚園は年長組が義務教育となっている。 そのため、通っていた証明書が小学校の入学申込みに必須。 年中組は義務教育ではないので、年長組が申し込んだ後に空きがある分だけしか入れてもらえない。ただ、義務教育ではない年中さんでも入学金もなにも要らなくて、完全に無料!最初に、コピー用紙、キッチンペーパー、いろいろな色のペンのセットなどを幼稚園の必要品を補充するために買っていくだけ、というのはありがたい。 公立幼稚園にはクラスが3種類ある。普通の幼稚園「クラシコ」だと、8:15からお昼は12:15までで毎日終わってしまう。それに対し、地域ごとに少数用意されてるのが、発達がゆっくりな子供たちが通うお昼までのクラスと、全日制「オロイメロ」。この全日制は15:45までで、他のクラスの子供たちが帰った後、お弁当を食べ、お昼ねをし、また遊んだり何かをしたりして過ごす。空きさえあれば、全日制も誰でも子供を入れることができるので、私は長男もそちらのクラスにいれていた。 ただ、私はものすごく運がよく園庭(遊具がブランコとシーソーしかありませんが)がある幼稚園に通わせられているけれど、大都心でもなんでもないパトラスなのに、すぐ隣の幼稚園は、託児所のように園庭のないマンションの一階を2箇所ばらばらに借りて、一クラスずつそこに入っている。そして、公立幼稚園はみな、年中と年長は一緒のクラスなので、2年通ってもやることは似通っている。うちの長男が年中のときは、翌年仲良くしていた子達がみんな小学校へあがってしまって、年長のクラスでまた始めから友達を見つけなければならなかったのもちょっと気の毒だった。 そして幼稚園の先生たちは、毎日4時間労働で、普通にフルタイムのようなお給料をもらっている。全日制のクラスは、二人の先生が4時間ずつ受け持ってお昼に交代する。 夏休みも6月半ばから8月末までたっぷりあるけれど、その間、全く幼稚園で用事をすることはないし、普段も残業はゼロ。だから、去年の秋からしばらく日本で過ごして、日本では公立の幼稚園の先生は長時間仕事をして残業もあり、休みの間も出勤したりして、それでも子供たちと精一杯向きあっているということに感動してしまった。 園庭の花壇や畑の世話や、飼育小屋の動物の世話など、子供もいろいろと楽しみながら学べる、日本では当たり前のことも、ギリシャでは世話をする人がいないので、全くなし・・・。 そして日本とものすごく違うのが、体操というものがプログラムに特に入っていないこと。走って遊ぶのは休憩時間だけ。運動に近いものといえるのは、ダンス。ギリシャは伝統的なダンスは常識の一つというか、お祝い事や結婚式のようなところでも必ず踊るのもあって、小学校でもダンスはよくやっている。 日本では常識の鉄棒も、幼稚園はもちろん小学校の校庭にもなく、そのかわり、日本のように「逆上がりができないと・・・」とか、プールもないので、「何メートル泳げないと」というようなプレッシャーもないといえばない。これがいいのか悪いのか。ただ、ギリシャでは子供にいろいろ体験させるには、有料で外の教室などに行くしかないというのは悪い点だと思う。 幼稚園でみんなでやることは、お部屋の中での遊び、お絵かきや、お勉強に近いような内容が多くて、1年の終わりに、A4の用紙でやった課題やお絵かきがどっさりファイルされて記念に渡される。 山登りのような遠足もなくて、年に2度、一回は博物館か工場の見学、もう一回は観劇にバスででかけるだけなのがちょっとさびしい感じ。 ところで、昨日はちょっと雨がぱらついた。こういう時、ギリシャでも、日本でもよく遊ぶ「椅子取りゲーム」で遊んだりする。昨日は幼稚園、今日は小学校で長男も椅子取りゲームをした。ギリシャ語では、椅子取りゲームのことを「ムシキ・カレクラ」(直訳すると「音楽の椅子」の意味)と呼んでいる。 |
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2013-09-17 Tue 00:13
朝から黒い雨雲が出ていたけれど、雨はすぐやみ、風が吹き荒れた一日。
去年まで2-3年間だったか、すっごく大変だったのがレシート集め。 突然税金の申告の際に、普段のお買い物からなにから1年間の出費のレシート全てを集めて、集計して出せ、ということになり、なんでそんなバカらしいことをしないといけないんだと面倒くさがりの私は相当イライラしながらとりあえず集めていた。収入に応じて、ある程度のレシートがなければ、さらに所得税の税率を上げられてしまうという決まりだったのだけれど、今年の申告では急に集めていたレシートが要らないことになり、それまで集めさせていたにもかかわらず、結局医療費のレシートだけ申告で使えることになった。 これでレシート集めの悪夢は終わってちょっとほっとしたけれど、それが要らなくなった途端、やっぱりお店やレストランでレシートを渡す確立がまた減ってきたように思う。 お医者さんは以前から脱税常習犯なんだけれど、ついこの間、子供たちの入学に必要な眼の検査で初めて行ったお医者さんは、事前の電話で受付の女性が一人20€と言っていたのに、支払いの段階で突然、「これは学校の入学に必要な診断書だね。この場合はものすごく税務署がうるさいから、30€だ。」と当然のように10€ずつ余分に請求してきて呆れてしまった。 |
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2013-09-15 Sun 06:43
ギリシャは日本と同じで、小学校は6年、中学3年、高校3年となっている。
ギリシャの日本で言う文部省にあたる省は、宗教省と一緒になっていて、高校までの学校教育(もちろん教育内容も)は教会の影響下にある。ギリシャは政治でもギリシャ正教と分離していない(新しい内閣のもとに新しい大臣が決まると、大司教が儀式をして、そこで誓いを立てています。)という点で、EUからも宗教と分離するようにという圧力がかけられている。 やっと数年前から新しい身分証明書に、信仰している宗教の記述欄がなくなって、少しずつ変わってはきている。 というわけで、小学校では、朝登校するとリュックを自分の席において、運動場へ出る。そこでベルがなると一斉に集まって、お祈りをし、それからクラスごとに教室に入る。 幼稚園では朝のお祈りはないけれど、うちの子が行っている午後までのコースでは、お昼にお弁当を食べるので、そのときにお祈りをしている。 まだ私もこっちの小学生生活がよくわかっていないので、甥っ子や姪っ子にわからないところは聞くしかない。1年生の親にむけたガイダンスみたいなものももちろんない・・・。昨日も今日も迎えに行くと、その時間に担任はおらず、助手の先生だけがいて、何を質問しても「来週担任の先生から聞いてください」というばかり。 ギリシャでは親が授業を見に行ける機会もなし。(私立では違うかもしれませんが・・・)学校にいる間、どういう授業でどういう風に過ごしているのか、本人がしゃべらないとほとんどわからないので、そこが不安。 ギリシャのこういうところもいつも納得がいかないのだけれど、学校の入学申込みは、6月半ばに済ませなければならないから、夏休み前から秋の生徒数は把握できているはず。にもかかわらず、例年のごとく、今年も小学校の先生は全員そろっていない。また、ある程度の年数を積んで、移動がなくなった先生以外は、秋からどこの学校に配属されるのかは、先生たちも9月になるまで教えられていない。 長男の担任も、始業式の翌日になるまで一人足りなかったために決まっていなかったし、他にも高学年でやる語学やら、その他の授業の先生が数人まだ送られていていないので、本来の小学校の時間割より1時間早く終わるスケジュールで、今のところは毎日1時15分までしか授業がない、という。 いくつかの教科書が何週間も遅れた年があったことを思い出すと、今年は教科書の問題はないみたいなので、これでもマシなのかもしれない・・・。 そして、小学校入学前に、心臓専門医、眼医者、小児科のお医者さん、保険の利かない歯医者さんに診断書を書いてもらわなければならないのも、どうして学校で集団検診ができないのか理解できない。幼稚園の場合もほとんど同じで、心臓以外のお医者さんから診断書が必要。 ギリシャでは先生という職業は、基本的には勤務時間内に仕事をこなせばいいだけ、という感じ(もちろんいい先生といわれる熱心な先生もいますが。)で、税金を使うなら、せめて8時間労働にすればいいのに、と思ってしまう。小学校も普通の先生は2時までの6時間労働なので、午後まで(要は2時間延長して、宿題をしたりする面倒を見てくれる先生が、学年関係なく集められた教室に一人いるだけ)のプログラムは16時までなのに、その2時間のためだけに、別の先生がいる。 こうやって文句ばかり言ってると、ギリシャに来たことのない人は恐ろしい所だと思ってしまうかもしれないけれど、ギリシャの学校にはすごくいい面もある。 ギリシャはまず、子供にはものすごく寛容で、それもあって幼稚園でもいたずらなどが過ぎる子供も結構多いけれど、先生はそういうのにも慣れている。そして、幼稚園はもちろん大きい子供についても、いじめの話はまず聞いたことがない。 私がギリシャに引っ越してきてそろそろ10年。近所や夫の親戚の子供たちも小学生くらいだったのが、大学生になっているけれど、成長する中で、日本のような難しい思春期というのをみたことがなく、中学生でも高校生でも明るく挨拶してくれるし、小さな子供の相手もギリシャ人は年齢を問わずみんな上手。 そういうところは、ちょっと安心できる部分でもある。 |
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2013-09-14 Sat 06:43
残暑の厳しい今年の9月、この数日は数ヶ月ぶりの曇り空。
9月11日に始業式があって、うちの長男、次男二人の新しい学校生活が始まった。 ギリシャでは入学式というのはなし。 1年間の学校生活の最初の日は、近くの教会の司祭さんが学校を訪れて、お祈りをして清める儀式があって、その後簡単にその年の先生の名前が発表されるだけ。というのもあって、記念に写真を撮っておくのさえすっかり忘れていたのだけれど、後で、撮っておけばよかったなとちょっと後悔・・・。 小学校を楽しみにしていた長男も、学校に行きたくて仕方なかった次男も、二人ともはりきっていて、私も新鮮な気分に包まれているけれど、急に一人になると、仕事や用事を済ませるのがものすごく楽になったにもかかわらず、なんだか慣れるまでは寂しい。 それにしても、次男がこんなにおしゃべりとは知らなかった。 幼稚園で何があって、どんなことをして、遊んだり喧嘩したりしたのか、話し続けてとまらない・・・。もう本当に楽しくてたまらない様子で、親としても嬉しい限り。 そうかと思うと「ぼくね、きょういっこだけ涙がでちゃったの。ママにちょっとだけ会いたくなってさびしくて・・・。でも泣いてないよ。涙はね、いっこ落ちただけだから。」なんてほろっとさせることも言う。 今日は登園二日目にして、もうアナスターシスというお友達ができて、部屋の中にあるお店ごっこができるコーナーで一緒に遊んだとか。そのアナスターシスは今日ネームデイのお祝いだったので、みんなにチョコレートを配ってくれたそう。 |
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2011-05-23 Mon 09:50
うちの近所が担当になっていたのは若い女性の方で、約束どおりの時間にやってきた。
友人の話では長くかかると聞いていて構えていた国勢調査。聞かれたのは、家族全員のフルネーム、生年月日、生まれた場所、学歴、職業、住んでいる家の、バスルームとキッチンを除いた部屋の数、家の面積、窓ガラスは2重かどうか、太陽熱による湯沸かし器を設置しているか、という項目で、学歴は何の学部を出たかまで書き込んでいた。 うちは子供が小さくてまだ学校にも行っていないし、あっという間に済んでしまって、少し雑談。 実は日本が好きで「インターネットで日本語を片言だけど勉強してるの!」という彼女は、今回の国勢調査で稼いだお金で、本当は妹さんと日本へ旅行したかったそうなんだけれど、地震でいろいろあるから今はいけないわねえという話になった。 国勢調査に回るお仕事はお給料がよさそうだなあと思いながら話を聞いていたら、23日月曜日が国勢調査の最終日なのに、担当だった200軒のうち、結果的に80軒ほどが連絡なしで調査できていないという話。 そんなに調査できていない家が多かったら、国の統計なんて全然まともな数字で出ないから意味がない! 一応、国勢調査を済ませましたという証明書のようなものを6ヶ月取っておくことになっていて、調査できていない家には、再度また請求がくるのかもしれないけれど、10年にたった一回という国勢調査なのにどうなるんだろう? |
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2011-05-22 Sun 23:19
むわっと暑い曇りの変な天気。気温は27度近くまで上がった。どうもまたアフリカの赤い砂で空が覆われていたらしい。
昨年の後半くらいからだったか、大事なメールを送っているのに、グーグルのメールを使っている人に送ると、迷惑メールにさえ残らず、まるで送っていないかのように消されてしまうようになってしまった。相手はうちの通っている小児科の先生とか、結構重要な内容のメールを送るケースが多いので、本当に困ってしまう。 ただし、向こうから送ってもらったメールにすぐ返信すると、問題なく届く。それでも数ヶ月前のメールに返信、という形にすると、また消えてしまう。 なんかのフィルターに自動的にかけられているのだろうけれど、迷惑メールとしても残らないとなると、送ったことさえ気づいてもらえないので非常に問題! しかも利用者側が知らないことが多いので、今は最初から気をつけて、ほかのアドレスを持っていればそちらに送るようにしたり、先に空メールでもいいので送ってもらって返信するようにしている。 ちなみに私はヤフーを主に使っているので、グーグルとヤフーの相性が悪いとか、会社同士の仲が悪いのかも、とか勝手にいろいろ勘ぐっている。 なにかいい解決方法があればいいなあと思っているので、どなたか知っていたらぜひ教えてください。 |
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2011-05-21 Sat 09:38
今日、ちょうどうちにお客さんがきていた夕方、玄関のベルが鳴った。
いったい誰だろうと思って開けてみると、胸に名前やなんかの入ったネームプレートをつけた女性。 「アポグラフィです。」といわれ、一瞬なんだっけと考えた後、彼女が手に持っている書類を見て合点がいった。最近パトラにすむ友人たちから噂を聞いていた、国勢調査だった。 周囲の人に聞いた所では。ギリシャでは国勢調査って10年に1回しかないそうで、私には初めての体験。でもある友人から、あまりにも聞かれることが多くて、最低でも30分はかかる、と聞いていたので、別のひまな日に予約して出直して来てもらうことにした。日本の国勢調査ってそんなに大変だったっけ?と考えてみたけれど、あんまり覚えていない。まあ、世帯内の人員の年齢、職業、学齢とか、住居について、という内容で日本と同じようなもののはずだけれど、なんで30分もかかるのか・・・?まあ来てからのご報告はその当日に。 |
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2011-05-20 Fri 23:52
もう5月後半になるのに安定しない天気が続く。今日は一応晴れ
日本での大地震の後、計画停電が始まって、そのときに東京の人たちは停電という事態にパニックになっているように見えた。私も東京に住んでいたころならそうだったかもしれないのだけれど、もうギリシャに来て6年以上になる今では停電は慣れっこ。 ギリシャでも住む地域にもよるだろうけれど、ここパトラスでは、ほんと予告なしの停電が多い。 それがわかってから、今の家に住むときには、ちゃんと停電したときのための非常灯も取り付けてもらった。これで停電しても3時間くらいの間その電気がついていてくれる。トイレに近い廊下にとりつけてあるので便利。 ろうそくや懐中電灯はどの家庭でも常備しているのもあるかもしれないけれど、こっちでの停電と比べると、予告もしてくれて3時間とわかっている計画停電なんて、親切すぎてありがたいくらいに感じてしまう。 よく考えると数ヶ月くらい停電がなかったなあと思っていた矢先、最近数回短い停電があり、つい先日の日曜日は、6時間にもわたる停電! その日はちょっと子供たちとともに朝寝坊してしまった。目が覚めて、何時だろうと思って寝室の時計を見ると、デジタルの置時計の数字が点滅していた。これは停電があった、ということ。廊下の非常灯を見ると、ついていなかった。つまりもう3時間以上も停電してたのか~とびっくりして、お義母さんにあわてて電話してみたら、お義母さんも義兄やら近所の人に聞いて、朝7時過ぎから停電してたことを知ったらしい。それも実はストライキ!ローカルニュースでは言っていたそうなのだけれど、近所の人もみな電力会社に電話をかけて初めて知ったそうだから、意味がない。 このストライキ、なんとお昼の1時半まで続いたので、こっちはコンロも電気が普通なので料理もできず、庭でバーベキューができるような家庭は炭火焼料理に急遽変更していたけれど、うちは仕方なく3時ごろ昼食をとる羽目になってしまった。 冷蔵庫が心配なので、とにかくあけないように気をつけて、なんとか持ちこたえたけれど、数年前はこの暑いギリシャで真夏に4時間以上停電になった経験もある。 コンピュータなども急な停電やなんかでダメージを受けかねないので、今回新しいコンピュータに買い換えてから、停電後の電圧の変化から守ってくれるコンセントのついたケーブルにつなぐようにした。 電気といえば、最近やっと自由化して、一応民間の会社も参入し始めている。 ひとつはうちにセールスでしつこく電話してきていたし、つい昨日は別な会社のCMをテレビで見た。 問題はどうせ電力は今ある国営のDEHから買っているそうで、電気料金の差はあまりないかもしれないことと、まだだ~れも使っている人がいなくて、本当にいい会社かどうか情報がまったく得られないという点。 それでも、だんだんと電話料金が自由化したように、電気料金でもいろんな選択肢が増えてくるといいなあと思っている。 |
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2011-05-18 Wed 10:46
今年のユーロビジョンに出場した、ギリシャの歌に使われていたのが、伝統的な踊りのひとつである、ゼインベキコ。
このゼインベキコは私が一番好きなギリシャの踊りで、本来男性が踊るもの。結婚式などでも絶対かかるので、誰かが踊ってくれる。上手な人が踊るとそれは感動ものなのだけれど、難しい踊りで、普通のダンスとはぜんぜん感じが違うのが特徴。 ギリシャの古い映画などでもよく見るけれど、一人で踊るもので、悲しみや心の苦しみを表現している。ネットで調べてみたら、簡単にいうと、ゼインベキコは「敗北を体で表現するもの」なんだそうだ。 もうこれ以上頑張れない、という絶望で打ちひしがれた気持ちを表現する踊りということらしい。 一番有名で、私もたまらなく好きなゼインベキコの曲と踊りが見られる、あるギリシャの有名な歌手のライブの一部が、次の動画で見られます。 |
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2011-05-17 Tue 08:57
パトラスで、先日スーパーでの強盗殺人事件があった。人も多い土曜のスーパーのレジで、覆面をかぶった犯人たちが店員を脅してお金を盗ろうとしたところ、偶然近くにいた消防隊員が、レジの女性を守ろうとして、撃たれて亡くなってしまった。まだ小さい子供もいるという若い消防隊員だった。レジから盗んだお金はたったの3000ユーロ。そのために簡単に人の命を奪ってしまうなんてびっくりしてしまう。
それ以来、スーパーもいつも子連れでいっているので、ちょっと怖くなってしまった。 それと前後して、やっぱりパトラス市内で、ある女の人が、通りがかりに「お金をくれ」といわれた。これは、イタリアへ違法に出航しようとして集まってくるアフガニスタンやそのほかの国々などから、違法移民が増えてきてから、割と頻繁になっていること。もともと、ギリシャにはジプシーも多いので、お金を恵んでもらいたくて近寄ってくる人にはギリシャ人は慣れているんだけれど、今回はちょっと違った。 女の人が、今お金はありません、といって断ったとたん、ナイフで刺されてしまったという。 その数日後、今度はアテネの中心部で、これから出産というので、家を出ようとしていた夫婦におこった事件が、今ものすごく問題になっている。 陣痛が始まって病院へ向かおうとしていたところで、生まれたら子供のビデオを撮るつもりで、だんなさんが手にしていたカメラを狙って、3人組の男たちが襲い、だんなさんをその場で殺してしまった。奥さんはその場に一緒にいなかったので無事で、その後病院でお子さんも無事出産したのだけれど、赤ちゃんは生まれる直前にお父さんを失ってしまったという本当にかわいそうな事件だった。 しかも3人もいたら、殺さなくても簡単にカメラくらい盗めたと思うのに、どうして殺さないといけなかったんだろう?という点も納得がいかないのだけれど、ほんの少しのお金のためでも人の命を奪うことに躊躇しない人々が増えてきている、というのが怖い。 比較的ヨーロッパ諸国の中でも安全だったギリシャが、これからどう変わってしまうんだろうか? アテネの中心部は違法な移民などがこの数年の間にものすごく集まってしまって、昔ながらにその場所で暮らしていたギリシャ人は去っていき、危険地帯のような場所ができてしまっている。 今回事件が起きたマンションも、そういう場所に近いらしく、それにもかかわらず警察の巡回もまったくないというので、近辺の住民が抗議している。 ちゃんとした資格が得られなくても、一生懸命ギリシャで生きていこうとしている違法移民もいる中で、そういう事件が起こると、人種差別的なグループも出てきて、アテネの事件後に、あるバングラデシュ出身の男の人が、報復として、無差別に路上で殺されてしまった。 |
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2011-05-16 Mon 08:19
うちの長男が、今年の秋からやっと公立の幼稚園!という年齢に達した。
ギリシャは、幼稚園は4歳からで遅め。とりあえず、今甥っ子が通っている幼稚園の先生がうちの子の担任にもなるので、必要書類を聞いて集めてきた。 歯医者さんに書いてもらう証明書。 目医者さんに書いてもらう証明書。 予防接種を全部済ませてあることを証明するために、日本で言えば母子手帳のようなもので、出生直後につくってもらう子供の手帳に記入してある予防接種のページのコピーと、その子供手帳の現物。 出生証明書。 以上だった。 申し込みは6月1日に受けつけだそう。 |
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2011-05-15 Sun 08:12
晴れ 日中20度前後の日が続いている。
今夜は今年のユーロ・ヴィジョン決勝があった。ユーロ・ヴィジョンとは、ヨーロッパでの歴史のあるソング・コンテストで、欧州の各国同士で競うもの。ギリシャでは結構盛り上がっているのだけれど、イタリアはここ12年ほど参加していなかった。もともとはこのコンテストで世界的に有名になった歌なんかもだしている国だけれど、イタリアには日本で言えば紅白ともいえるほど盛り上がる国内のソング・コンテスト、「サン・レモ」が同じような時期にある。それが理由で長年ずっと参加せず、テレビでも映していなかった。 そのイタリアが久しぶりの登場で2位!1位はずっとがんばっていたけれど優勝できずにいたアゼルバイジャン(軽い感じのいい曲で、男女のデュエット)となった。優勝すると次の年の開催国になるので、来年はカスピ海沿岸の国、アゼルバイジャンのバクーでユーロ・ビジョンが行われることになる。 今年の特徴は、1位も2位も軽い調子の歌が選ばれたこと。 ギリシャは、今年はギリシャらしい音楽をやってくれたのはいいことだと思ったけれど、とても票は集まらないだろうと思っていた。ところが、意外に7位で健闘。私からすると、伝統的なゼインベキコという種類の踊りと歌に、ヒップホップのダンスとやけに暗いラップのような歌をミックスさせた変な曲、という印象。ゼインベキコを踊るというわりに、ダンス全体の内ではほんのちょっとだけというのが物足りないという不満もあった。 ただ、例年になくほとんどがギリシャ語のまま歌を歌って、ギリシャ音楽どっぷり、という曲の割には他国の反応がよかった。 というのも、いつも私がこのコンテストを見ていて不満なのは、大半の国が勝つことを目標にしていて、現地の言語でなく、英語を使って、いかにも英語のポップスにありそうな歌を持ってくることが多いこと。せっかくヨーロッパ各国が集まるんだから、各国の特色を生かしてもいいと思うのだけれど、外国語の歌でも歌詞を翻訳して映すというようなことがないから、本当に知らない外国語の歌だと、どんなによい声でも何をうたっているのかわからない、ということになってしまう。結果として、確かに英語の歌が勝つというのがいつものパターン。 私の個人的な好みでは、ウクライナ(歌に合わせて砂?で絵を描く芸術家がすごかったし、歌もよかった。)と、ちょっと現代的で変わっていたドイツの歌が気に入った。 結果や各国の歌手や曲については、ユーロ・ビジョンのオフィシャル・サイトにて。 |
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2011-05-14 Sat 07:35
大変ご無沙汰しておりましたが、久々にブログを再開していこうと思います。
二人の子供に振り回されて、自由時間が限られているのはもちろんなのですが、秋に下の息子にコンピュータの画面の4分の3を壊されてしまってからは、しばらくネットと縁の遠い生活を送っていました、 やっと苦労せずにネットを使える環境が整ったので、できる範囲で、更新していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。 今年はやけに涼しい春がつづくパトラスより chottocafe |
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2010-07-24 Sat 03:28
夏休みで退屈している義兄の子供たちも連れて、うちの長男とTOY STORY3を見に行ってきた。
それも、義兄が夏休みをとっていて、うちの赤ちゃんを預かってくれることになったから。やっぱり父親の兄弟っていうのがどこかでわかるのか、頻繁に会っているわけでもない義兄に抱っこされると、よく泣くうちの赤ちゃんが落ち着く。初めての試みだったので不安もあったけれど、普段は預けるところがなくて行けるところが限られているので、ちょっと羽を伸ばした気分! 敢えて人が少なそうな木曜日を選んだら、これが極端なほど人がいなくて、私たちが入った時は貸し切り状態! 嬉しいかと思ったら、子供たちは薄暗い映画館の中で人気がないのが怖いなんて言い出した。 結局そのあと数人きたけれど、それだけ!こっちは夏休みは田舎へ行ってしまったりするので、子供自体あまりいないのかもしれない。 ところで、甥っ子は映画館が初めて。 まずは、「シネマ」というところが何をするところがわかっていなくて、映画館に座ってからも、スクリーンの下の舞台に誰かでてくるのかと思っていて、いろいろ聞いてくる。 映画が終わってからは、「とってもいいコンサートだったね!」(笑)って言うので、訂正しておいた。 義兄の子たちは5歳の甥っ子ともうすぐ7歳の姪っ子なんだけれど、姪っ子のほうが、映画の真っ最中に「まだ終わらないの?」「もうすぐ夜中の12時になっちゃうよ。」とかいって帰りたそうに邪魔してきて、せっかく私も残りの二人も一生懸命見てるのに、興ざめ・・・。集中力がないタイプなので、映画も一番わかるはずの年齢だけれど、まとめて見れないか、バービーシリーズとかがよかったか・・・。後でつまんなかったのか聞いてみたら、「面白かったけど、遅くなるとお母さんにおこられるかと思って心配になった。」とかよくわからない返事。でもうちの姪はそういうわけのわからない考え方をよくする。 それはともかく、うちの息子と私はトトロが出てきたのが嬉しくて、二人で盛り上がっていた。映画もとっても良くできていて、今までのシリーズの続きとして、完璧な終わり方だったと思う。 映画といえば、私は大の映画好き(それも映画館がすき)というのもあって、子供も連れて行きたかったんだけれど、ギリシャではあまり小さい子供が映画館へ行くことがないなあと気づいた。 日本ではアンパンマンやドラえもんやそのほかたくさん子供向け映画があって、家族で行くのも珍しくないけれど、こっちはディズニーぐらいしか子供向け映画がないし、最近のディズニーの映画は割と大きい子向けが多いのもあるかもしれない。 ちなみに、映画の料金は大人9ユーロ、子供6ユーロ。このよく行く映画館は火曜日に大人が6.5ユーロで見れるようにしているけれど、3D映画は対象外。 今回は子供が小さいので、3Dじゃない普通バージョンのTOY STORYを選んだ。 私が行ったのは木曜日で、ファミリー・パッケージ料金の親1人に子供3人+ポップコーンが2つ、ソフトドリンクが二つがセットのもので30ユーロ。これにポップコーンと飲み物を足したので、40ユーロ近くになった。 |
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2010-05-08 Sat 08:39
晴れ
元々肌が敏感なほうだなと思っていたうちの長男。ちょうど私のアトピー性の手の湿疹がひどくなった3月後半くらいから、オムツかぶれ以外に、両目の脇にも赤い湿疹が出てきて、消えかけたりひどくなったりが続いていた。 小児科のお医者さんも皮膚科にいってもいいと思うというので、初めて私のお医者さんに長男を連れていったら、親が大人になってもアトピーの場合、子供のアトピーも遺伝で一生ものである可能性が高いという話。 アトピー性の湿疹は、一般には、6-7歳くらいまでに75パーセント、12歳くらいまでに95パーセントがおさまって私のように大人になっても、というのは残りの5パーセントなんだそう。 影響のある可能性のある食べ物リストももらったけれど、それより、今は公園にいったときの砂埃や花粉がすごく影響している感じ。 こっちは気候が乾燥しているせいか、真夏にたとえ汗をかいても、一年中、週に2回しかお風呂にいれてはいけない、といわれてしまったのが「汗も」にもなりやすいので気になるところ。その代わり汗をかいたりしたら、きれいにふき取るためのものも特定のものを薬局で買うことになった。 話は変わるけれど、一昨日、デモの最中に火炎瓶を投げ込まれ、火事になった銀行で亡くなった3人の方のうち、妊娠していた女性の方は、実はうちの義兄のお嫁さんの知り合いだった。9月に結婚したばかりの新婚さんで、その結婚式のときのヘアメイクもうちの義兄のお嫁さんがしていた。彼女のお姉さんがうちのすぐ近くに住んでいて、お母さんも、美容院に来てくれている家族だったというのもあって、今日のお葬式にも義兄たちが行ってきた。 事件の直前に、アテネの騒動をみて心配していたお母さんが電話して、もう仕事なんていいから帰っちゃいなさい、と言ったら、こっちは仕事してるだけで関係ないんだから、心配いらないわよ、というようなことを言っていたんだそう。妊娠4カ月で、もう赤ちゃんの性別もわかっていたそうで、本当にやりきれない、とても悲しい事件だった。 |
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2010-05-06 Thu 04:41
曇り時々晴れ、暑い一日に。
ギリシャの経済問題については、世界中でニュースになっていると思うのだけれど、もちろん政府が決めた方針に反対する公務員を中心とするストライキは今年の春、頻発している。 それでも今までは平和的なデモだったのが一転して、今日はアテネ中心部のマーフィン銀行で3人も亡くなる事態になってしまった。 今日は公務員、公立の学校教員、公立の病院、鉄道などの交通機関(パトラスではタクシー)、空港・港の職員、ジャーナリストなどがストライキをして、船や飛行機もまたストップした。 アテネ中心部では、いつものようにデモ行進する人々が、それはたくさん長い列を作っていたそうで、その一般のデモ隊に交じって、覆面で火炎瓶を使って、銀行や店を攻撃するグループが出没した。まだ一体どういうグループが、普通に銀行で働いていた職員を襲ったのかわかっていない。そのすぐ近くのお店の店主がインタビューで答えていたところでは、彼も店を焼くぞと脅されたということで、その時のギリシャ語がネイティブではなかったというようなことを言っていたから、外国人が犯人グループにいたらしいのだけれど。 亡くなった方の一人は、パトラスのすぐとなり、エギオ出身の女性だったので、パトラスの地方ニュースで詳しく話していて、しかも妊娠中だったということ。 全くストライキと関係のない目的で、デモに便乗しているこういったグループがいることに、やりきれない思いで一杯になってしまう。 |
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2010-04-26 Mon 06:08
うちの長男はあるかないかわからない程度だった蒙古班。弟である赤ちゃんのほうは、色白なのもあって結構くっきりしている。それで、この間の検診で小児科のお医者さんと蒙古班の話になった。
私はてっきりアジア人にしか出ないものだと思っていたら、実はギリシャ人にも結構あるということ。大ざっぱに言うと、南ヨーロッパのほうでは多くて、ヨーロッパも北へ行くほど少ないと教えてもらった。 でもヨーロッパ人にもあったりするなら、なんで「蒙古班」と呼ばれているんだろう?と思ってネットで検索してみると、語源由来辞典というサイトで、こんな解説が載っていた。 ”1885年、ドイツのエルヴィン・フォン・ベルツが、モンゴロイド(黄色人種)の特徴として「Mongolian Spot」の名で発表したことから、このあざを「蒙古斑」と呼ぶようになった。” 蒙古班は、胎児期に、メラニンを作り出す細胞が皮膚の深部に残ってしまうのが原因ということ。 メラニンと関連して思い出すのが、南ヨーロッパの人たちの髪の毛の色。 たとえば、ギリシャではうちの親戚の間でも、目が薄いブルーで髪の毛が金髪に近い色白の人たちと、目も髪の毛も真っ黒で日焼けもしやすい人たちがいる。そしてイタリアでもそうだったけれど、髪の毛が真っ黒な人たちが、赤ちゃんの写真で見ると金髪だったりすることがよくある。でも目の色も薄い人の場合、大抵金髪も大人になるまで変わらない。 南ヨーロッパ人には、遺伝的にメラニンが形成されやすい体質の人とそうでない人が混在していて、それが、蒙古班が出たり髪の毛の色が濃くなったりする理由なんだろうと思う。 |
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2010-04-24 Sat 20:27
相変わらず春らしい日々。出かけると草花が一杯咲いていて、散歩も楽しいけれど、最近花粉症ぎみでちょっと苦しい。
ギリシャの経済危機が問題になる前から、ずっと誰もが知っているけれど解決できない、というのがギリシャで日常茶飯事に行われている脱税の問題。 これはイタリアでも同じだった。歯医者で3つくらい虫歯に詰め物をしてもらった時も、レシートつきなら???リラ、レシートなしでよかったら、ずいぶん割引になるわよ、という交渉を向こうがしてきたりした。 お店などでは、お店から出た客がレシートを持ってないと、その場で警察に調べられたらお客さんも罰金を払わされる、というような法律があったように記憶している。 ギリシャではそういう法律はないし(あっても取り締まる警察官の数が足りないだろうけれど・・・。)、レシートを面倒くさくて置きっぱなしにしたり、要求しない人がとっても多い。毎年の申告の時期になると、脱税の話もされて、特にギリシャにとても多いカフェや、他には歌手などの年収の平均が、とても現実ではありえないくらい低い!というのがレポートされていたりする。 カフェの脱税方法については、一度テレビでやっていたのだけれど、①朝からまずはお客さんたちにレシートを渡す。②たいてい支払いのあとそのままテーブルに置きっぱなしなのを回収して、③ほぼ同じような内容の注文がくると、朝のレシートを再利用する。というような仕組みで、相当な額の脱税が簡単にできてしまっているらしい。 まあそんなこんなで、この経済危機のための対策の一つとしても、今年新しい法案として出たのが新しい脱税対策。収入に応じて、収入額の何パーセントかの額の買い物レシートをかき集め、税金の申告の際に年間の買い物レシートを提出すれば、所得税を軽くしてもらえる、というシステム。 これにはいろいろな反対意見もあって、まずは各人が提出する大量のレシートを誰がどうやってチェックするのか、その人件費も相当な額になってしまうんじゃないかとかという話もあるけれど、とにかく実現されることになっている。 うちでも、本当にこのシステムが機能するのか~?と思いつつも、新しいファイルを作って、コツコツとパンや牛乳なんかを買っただけのレシートまで全部集めるようになった。 でもそうなって初めて気づいたのが、今まで思っていた以上に脱税しているお店が多いという事態。 普段うちのお義母さんが牛乳を買っているパンやさんは、牛乳を買った時レシートをくれたことがないんだとか、近くのお花屋さんで20ユーロもする植木鉢を買ったのにレシートをくれなかったりだとか、本当によくある出来事。 レストランも手書きの注文票みたいなものだけくれて、レシートをださないことがよくある。 要はどこへ行っても、言わないとレシートを出さない、というお店がまだたくさんあるということ。 一昨日は、うちまでもってきてくれるクリーニングやさんで、15ユーロ払った。「レシートは?」と聞くとあわててトラックへ戻って、持ってきたのが数日前に発行された、ちょっとしわくちゃになった他人用のレシート。それも20ユーロのレシートで、これでいいんですか?と聞くと、いいからいいから、といって去って行った。 タクシーはいまだにレシートがもらえたことがないけれど、要求すれば一応もらえる、という話は昨日知り合いのタクシーの運転手さんに聞いたばかり。 まあでも、小さい個人商店でなんとかやっていってるお店とかで安いものを買ったとき、「レシートをください」とは、なんだかかわいそうでこっちも言い出しにくい。 だから、政策としては、まずボロ儲けしているのに脱税している、という人たちをなんとかしてください、と思ってしまう今日このごろ。特に絶対稼いでいるはずで脱税のすごいお医者さんとか・・・? 追記:レシートを必ず出しているお医者さんやお店もちゃんとたくさんあります。あくまで、誤解のないように・・・。 |
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2010-04-24 Sat 06:32
晴れ。日差しにあたっていると暑いのに、日蔭では寒いので、服装の選択が難しい季節。
今日4月23日は、ヨルゴスのネームデイ。(注:イースターの日程によっては、ヨルゴスのネームデイも移動することがあります。) 通称ヨルゴスと呼ばれる名前は、ギリシャ語でいう聖ゲオルギオスの名前が簡略化されたもので、イコンなどで、龍を退治している姿が描かれている聖人。ネームデイというのは、教会で定めた、各聖人の祝日のことで、ギリシャのほとんどのカレンダーにちゃんと書いてある。 ギリシャでは、現代になっても昔からの伝統そのままで、子供の名前の大半は、おじいちゃん、おばあちゃんの名前にちなんでつけられる。だから、いとこ同士が同じ名前であることはよくあって、元々多い名前はさらに増えていくと計算に・・・。 日本のように、新しい名前がどんどん増えていくというのとは全く対照的で面白い。 また、おじいちゃん、おばあちゃんは孫に名前をつけてもらうのを楽しみにしている人が多くて、つけてもらえなかったおばあちゃんがお嫁さんと仲が悪くなるなんていうことも多い、という問題点も・・・。 ところで、ヨルゴスなのだけれど、ギリシャでは本当に多い名前の一つ。 私の周りの特に親しい人々の間だけでも、ヨルゴスは、まず親戚に3人。だんなさんの同僚や友達に5人。そして日本語の生徒さんが一人。 女性名のヨルギアは、親戚に一人、近所の親しい人に一人。 つまり知り合いだけで、計11人もいるんだからすごい! 説明し忘れていたけれど、女性名のヨルギアというのも同じ聖ゲオルギオスが起源。 たくさんの名前に女性形と男性形が存在するので、たとえば、おばあちゃんの名前を子供につけたいけれど、子供は男の子しかいない、といった場合、そのおばあちゃんの名前の男性形で名付けたりすることができる。 大体毎年どこのネームデイで祝うお宅へ行くかというのは決まっているけれど、行くべき親しい人が複数いると、祝う人々のお宅をはしごしなくてはいけなくて、なかなか大変。 もちろんプレゼントも用意しておかないといけない。 でも一番大変なのは、ネームデイを祝う家のほう。 大掃除をして、ぴかぴかの状態のおうちへ、親戚や洗礼親や親しい人々がぞろぞろ家族でやってくる。総勢20人くらいはざらで、兄弟の多い家だともっとすごい。 ケーキは必ず用意して、余裕があれば、料理してごちそうしたり、出前で頼んだり。 これが、うちのように子供二人の4人家族の場合、年に4回あるということ。そして、子供は誕生日パーティもあるので、その時も大勢集まってくる。そんな大勢のために料理したりすることに慣れていない私には、いつも結構大変で、たっぷりとお義母さんに手伝ってもらっている。日本はその点、気楽でよかったなあ。 |
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2010-04-19 Mon 08:06
☆☆☆ずっとサボり始めてとまらなくなっていたブログですが、やっと更新することができました。
その間に子供も3歳と6カ月くらいにまでなって、すくすくと育っています。☆☆☆ 春らしい日々がつづくパトラス。ずっと日中は20℃を超えていて、今夜は夜になっても21℃以上というあたたかい日。 昨日、ずっと日本から送ってもらうつもりでいて、やっと発送までこぎつけた小包があったのに、妹が郵便局へ行ってみると、ヨーロッパ行きの飛行機が飛んでないので、航空便もストップしている、という事態を知ったばかり。 そういえば、ニュースでやっていたアイスランドの火山噴火。ギリシャにいる私としては、ほとんど他人事として聞き流していて、まさか日本からの航空便が全く届かなくなっているなんて全然考えもしなかった。本当にがっかり。でも、郵便局は南回りでアテネへ郵便物を届けられないのか、明日一応確認だけしてみようと思う。国際郵便の仕組みがわからないけれど、決まった航空会社としか契約してなかったりするのだろうか? ヨーロッパ中に広がっている火山灰。気流にもよるのだろうけれど、イタリアの北方にまでは火山灰が届いているというから、時間がたてばパトラスの上空にもそのうちやってくるのかもしれない。 ギリシャのアテネ空港自体は問題ないのだけれど、ヨーロッパの他国へ戻りたいけど戻れない旅行者が寝泊まりしている。半分くらいはバスや列車でパトラスへ向かっていて、昨日あたりからイタリア行きの船が真夏並みに混んでいるらしい。 さらには、変更がなければ、今週の木曜日はまたギリシャで大規模なストライキ。(日本でもギリシャの経済状況は散々報道されているようですが、ギリシャの経済立て直し政策の内容に、公務員が猛反対しているため、ストライキが頻繁に起こっています。)アテネの日本大使館からきた情報によれば、木曜日、金曜日の二日間飛行機が全く飛ばない可能性が高いということ。 今回は非常事態だから、もし北部、中部ヨーロッパ行きの便が再開したらストライキの内容に変更がでるのかどうか・・・かわいそうな旅行者たちのことが気になってしまう。 |
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2010-01-20 Wed 06:00
昨夜はキーンと冷え込んで久しぶりに冬らしい天気に。
昨日の午後6時ごろ、ナフパクトスあたりを震源とする地震があって、5.2リヒターと発表された。 うちでは結構しっかりとグラグラグラっという揺れを感じたけれど、物が落ちたりはしなかった。おととしの大きめの地震のときは子供も一人だったから、すぐ外へ出られたけれど、二人も小さい子供がいると、もっと強い地震のときどうやって逃げるか考えてしまう。 昨日の地震はナフパクトスから海をはさんだパトラスはもちろんラリサやトリカラでも揺れを感じられたそう。 昨日はギリシャに多いサナーシスやシアのネームデーで、私も夜、子連れで出かけることになった。最初はいつもおとなしいけれど、最後にははしゃぎまくって走り回っていたうちの長男。ものすごいハイテンションだったものだから、帰りのタクシーが死ぬほど大変で、シートの上や下でフフフフ笑いながらゴロゴロ動き回った挙句、運転席と助手席の間に顔を乗り出して、私が後ろからあるだけの力で抑えないといけなかった。それも眠っていた下の赤ちゃんを抱っこしながら・・・。運がよく、運転手さんが若いお兄ちゃんで、長男にいろいろ話しかけてくれて、降りる時も降りたがらないうちの息子を下すのを手伝ってくれたけど。 今週の土曜は、子供の誕生日パーティが重なっていて、親戚と近所の家をはしごしないといけない。しかも一つはカーニバルの季節なので仮装パーティ。衣装もまだ買ってないから忙しいのだけれど、またこの長男と出かけることになるので、ちょっと覚悟が要る(笑)。 |
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2010-01-04 Mon 01:00
晴れ時々曇り
今年のギリシャの大みそかから元旦にかけては、夜中でも18度近くあって、暖かすぎる異常気象だった。 実際、2010年元旦のギリシャ平均気温は、112年の観測史上最も高い気温だったという。例年ならば、さすがに暖かめのパトラスでもキーンと冷えるのが大みそかの夜だったから、ちょっと不気味。12月後半は日中20度くらいで、近くのスキー場、カラブリタも雪がなくて困っているらしい。 そして、元旦の夜からは嵐。強い風と雨でパトラスの海沿いは、道路が崩れた場所もあった。 うちの今年の大みそかはお義母さんと義兄家族とそのお嫁さんのご両親を家へよんで、ディナー。 初めて本格的に詰め物をしたローストターキーをメインにいろいろ作ってみた。ターキーは成功したので、写真くらい撮っておけばよかったと後で後悔・・・。レシピは栗と鳥のレバーをつかった詰め物で、焼き方やグレービーソースのレシピはアメリカのマーサ・スチュワートのサイトが詳しくてとっても参考になった。 でもターキー丸ごとをローストするのはきっと最初で最後になると思う。集まるメンバーの半分しかターキーを食べないため、余りすぎて。ターキーを食べない義兄も料理してもってきたので、合わせると1週間食べ続けても食べきれないくらいの量が残ってしまった。当分残り物をうまくアレンジしていろいろ食べることになりそう。 ![]() 「ギリシャのお正月ケーキ」と日本語でいうと変な感じだけれど、こちらで定番の「ヴァシローピタ」を作った。去年までもってたレシピが見つからず、他のレシピで試したら大好評で、これからはこれで行こうと思う。決まりは、中にコインを一つ入れて焼くこと。これが当たると、この年一年の幸運に授かるといわれていて、今年はうちのお義母さんがゲット。 ギリシャではサンタは「アイ・ヴァシリス」と呼ばれ、聖ヴァシリスという1月1日に祝われる聖人の名で呼ばれているので、サンタがプレゼントを持ってくるのも、大みそかの夜。そんなわけで、今年はヴァシローピタにもサンタを飾ってみた。 ギリシャのお正月にはいろいろな習慣があるけれど、その一つは、大みそかの夜の賭けごと! 家でトランプで賭けごとをしたり、お洒落をしてカジノへ出かけたり。 パトラスはすぐ近くにカジノがあるので、義兄たちと私も何回か大みそかにカジノへ行ったことがある。行くとびっくりしてしまうのが、みなディナーの後に出かけるので、夜中の2時くらいがピーク!入るだけでものすごい行列に並ばなければならない。赤ちゃんのいる私は寝不足続きなのでぐっすり寝かせてもらって、義兄とうちのだんなさんとその友達が今年は行ってきた。うちのだんなさんだけが負けて、あとの二人は500ユーロ、300ユーロも勝ったとか・・・。 私は賭けごとは好きじゃないので、行ったとしても、どっちかというと見るのが専門。カジノはドリンクは無料で、早めの時間なら食べるものもいろいろ無料で用意されているというのも楽しみの一つ。この大みそかはごった返すほどの人ごみなのが疲れるけれど、たま~に行って、恐ろしいほどの金額を賭ける人がいたりするのを見るのもまあ面白かったりする。 |
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2009-10-05 Mon 06:42
最近雨の多く、湿度も高い天気が続いていた。今日は久しぶりに晴れて、湿度も下がって気持のよい一日。
今日日曜日は、ギリシャ総選挙。 選挙前からの予想通り、夜の開票速報によると、中道左派野党のパソック(全ギリシャ社会主義運動)が過半数を確保して、ギリシャでも政権交代が決まった。 ただでさえ景気が悪いのに、極端な増税が激しかった現政党にすっかり嫌気がさして、またパソックへ支持が戻ったという雰囲気。 現政党(2004年の総選挙で政権に就いた中道右派与党のネア・デモクラティア)側は、パソックのいう政策が実現されると、赤字が増えるだけだと反対していたけれど、さあどうなるか・・・。 こういう風景は日本にはないと思うのだけれど、夜中にも関わらず、ギリシャ全土の都市の広場に、パソック支持の人々が政党の旗をかかげて集まって祝っている。まるでサッカーやバスケットでギリシャが優勝したときと同じ雰囲気・・・。 国立大学内にも、ちゃんとそれぞれの政党が存在するそうだし、一般的にギリシャ人は政治好き。ギリシャでは政治家、聖職者は最高のコネになるし、支持している政党や政治家が当選すると、具体的に自分や自分の家族へのメリットが得られるというのも大きいかも? |
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2009-09-19 Sat 19:11
クローゼットの中に引き出しなどを取り付けてもらう注文をしてある職人さん。
測りに来てもらうまでも大変だったのに、取り付けも水曜までにできるはずが、毎日「明日電話するから」の一言で延びていて、いい加減キレそうになっていた。以前も仕事を頼んでいる息子さんの方は、こういういい加減なところがなかったのだけれど、そのお父さんが今回対応していて、もう本当にイライラ。 昨日も朝に連絡があるはずで、結局一日中なく、今朝電話をいれると本人がでた。 もうほとんどできてるんだけど、ちょっと確認したいところがあるから、朝のうちの10時半くらいまでに寄りたいという。 取り付けどころか、まだ準備が終わってないのがわかって、もうがっかりしたのだけれど、とりあえず「いいですよ」といって結局11時半まで待つ。必要な買い物もあってそれ以上待てなかったので、出かけて急いで戻ってきたら、結局来たのは12時半近く。 今日は初めて一番若い息子さんを連れてきていた。 開口一番、「迷惑かけるね~」とまたまたのんきにおじさんが言うので、苦笑いしながら「はい!」と答えたら、「もう年だから覚えてられなくてね~」という気の抜けるような返事・・・。 実際2回も測りに来ているのに、また確認したいことがあるなんて、お年のせいに違いない。仕事の仕上がりは大丈夫なのか不安になってくる。今日は息子さんに、「あれ確認したの?」などとチェックを入れられていた。 でもありがたいことに、「もう年だから膝ついたりできなくてね~、実際の取り付けは息子たちがするよ」という。息子さんたちはしっかりしているので、正直ほっとした。 そしてとうとう取り付けの日の約束も取り付けた。でも「細かい時間はまた電話でも連絡するから」とおじさんが言うので、慌てて息子さんに「あなたのお父さん、電話するっていっても全然してくれないんですよ」とやわらかく文句を言ったら、息子さんがきっぱりと「僕の方から絶対連絡いれます」と言ってくれた。 この2週間続いていたイライラもやっと解消か・・・。 |
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2009-09-19 Sat 02:00
昨日ブログに書いた、カタログ販売の会社の不快な対応の件。
コメントで、「消費者センター」を利用するアイデアをいただいたことがきっかけで、そうだ!ギリシャにもそういうものがあったと思い出した。 2年くらい前に知ったけれど、実際に電話をかけたことはなかった。(かけようかと思うような事態に遭遇したことはちょくちょくあるけれど・・・。) でも今回の件はとっても腹立たしいので、思い切ってかけてみることに・・・。 このギリシャ版消費者センターは、イプルギオ・アナプティクシス(日本語で直訳すると発展開発省?)と呼ばれる政府機関が用意している、コールセンター。国の機関なので失礼ながら期待は全くしていなかったのだけれど、電話をかけると2回コールくらいですぐに出てくれた。 初めて電話するのでちょっとどきどきしていたのだけれど、何があったかを説明したら、すぐにクレームとして対応してくれることになった。私の連絡先や注文金額、払うはずでなかったのに請求されている送料と、カタログ販売会社の連絡先を告げ、まだ来ていない小包については、受け取って要求されている料金を払うこと。その後、イプルギオ・アナプティクシスの方から、余分に請求されている金額の弁償について連絡があるとのこと。 なんだかこの迅速な対応にびっくり。 そして、どう展開するにしろ、あのままカタログ会社の言いなりにならずにすんで、すっきりした気分!! ★★★ギリシャ版消費者センター★★★ Γραμμή Καταναλωτή :電話番号は4桁の1520です。 ギリシャ国内の消費者からのクレームの対応、質問などを受け付けています。 たとえば、買い物で、ギリシャではスーパーでも棚に書いてある値段と、レジで打たれる値段が違うとか、セールといって、セール前と変わらない値段で売られているとか、いろんなクレームがニュースになったりしますが、そういうクレームの対応をしているところです。 受付は、月曜から金曜の朝8時から夜10時まで、土曜の朝8時半から夜8時までです。 |



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