ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary 現代ギリシャ語
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「そっくり」を表現するギリシャ語は?
2008-05-17 Sat 06:24
晴れ 23℃くらいまでしかあがらなくて、比較的涼しい。週末は30℃くらいいくという予報。

午後から熱は一度もあがらなかった、うちの赤ちゃん。どうもあせもっぽい発疹が少しずつ出てきていて、よくある突発性発疹だった可能性が濃厚になってきた。とにかく4日の高熱ですっかり疲れてしまった私だけれど、今夜は少しほっとリラックス。

今日はギリシャ語のおもしろい表現を一つ。

日本では、何かがそっくりであるときに、「瓜二つ」という表現がある。瓜はどれも似通っていて見分けがつかないということの代表に使われているわけだけれど、これがギリシャ語では;
「二粒の水滴のようにそっくり・・・」となる。

民放のメガ・チャンネルで平日毎日やっている連続ドラマがある。まったく同じ顔をした、実は双子である兄弟が、それぞれ貧乏な家庭と、裕福な家庭で、お互いの存在を知らずに育つ。ある日一人は事故で記憶をなくし、もう一人は偶然その事故現場に居合わせて、相手に成り代わることになる。というところから始まるストーリーで、タイトルの背景で水滴が落ちる画像になっている。









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ギリシャ語と赤ちゃん
2008-04-02 Wed 17:05
晴れのち曇り。ちょっと天気が崩れていく予報。日曜日に本来の日にちより早めに、うちの赤ちゃんの誕生日パーティをするので、なんとか天気が回復してほしい。

今日、赤ちゃんがなにやら一人でおしゃべり(本人はしゃべってるつもりらしい)してるとき、偶然だと思うけれど、「プーイネ、プーイネ」と言っているように聞こえた。「プー イーネ?」は「それどこ?」という意味のギリシャ語。

それは偶然かもしれないけれど、ちょっと考えてみたら、ギリシャ語には、赤ちゃんが発音しやすい言葉(幼児用語はもちろん、普通のギリシャ語の中に。)が結構ある。

プー=どこ?
ティ=何?
ヤー=バイバイ
ヤヤ=おばあちゃん
パプー=おじいちゃん (への呼びかけ)
ババ=お父さん (への呼びかけ)
ママ=これは日本と同じ、ママだけれど、語尾が上がる。

のように、0歳の赤ちゃんの口から出そうな言葉。


☆さらに、赤ちゃん用語については、過去に「ギリシャの赤ちゃん用語と口語表現」「ギリシャの赤ちゃん用語と口語表現 第2弾」を書いているので、興味があったら、読んでみてください。

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ギリシャ語とトルコ語
2007-07-31 Tue 06:32
夏休みは、ギリシャでは再放送番組ばっかりで、その中で私のお気に入りのトルコのドラマ「シノラ ティス アガピス」(愛の国境という意味で、ギリシャ人のお金持ちの息子ニコスと、トルコのアンデップ出身のナズリのお話。国と宗教の違いなどの困難を乗り越えてというのがテーマ。ちなみに、トルコでのタイトルは「外国人のお婿さん」)もまた毎日再放送がある。ドラマは一昨年の夏に放送が始まってからずっと続いていて、今年の夏休み前、とても気になる展開になった所でまた続きは秋に、となってしまった。
この再放送を宣伝するCMで、トルコもギリシャもたくさん共通するところがある、というのを強調するために、いくつかトルコ語とギリシャ語を対照させていたのがおもしろかったので、ちょっと紹介すると・・・


(トルコ語の読み方は知らないので、そのまま表記し、ギリシャ語は発音をカタカナ表記しました。)
sevda=ギリシャ語のセヴダス(情熱)
locum=ギリシャ語のルクーミ(すごく美味しい)
dalga=ギリシャ語のダルカス(心臓の鼓動、心痛)
siklet=ギリシャ語のセクレティア(心配)
çabuk=ギリシャ語のツァブカス(暴漢、用心棒)
kavga=ギリシャ語のカヴガス(けんか)
kef=ギリシャ語のケーフィ(機嫌、よい気分)
rezil=ギリシャ語のレジーリ(ばからしいこと、恥)
など、ギリシャでは口語でよく使われる単語がたっくさんあって、ああこれもトルコ語が起源なのかぁというのがわかって面白かった。

他にもドラマを見ていると「お父さん」という呼びかけの言葉も、「ババ」で、イントネーションまで同じ。言葉だけでなく、家族のつながりなど似た部分がとても多いので、見ていて全く違和感がない。
もちろん、宗教の違い、あいさつの方法などの小さな習慣の違いはあるけれど、それもこれだけ長いこと見ていると見慣れてしまった。この番組でギリシャ人の中にトルコへの親しみが大分わいてきたんじゃないかなあと思うのだけれど・・・。

この「シノラ・ティス・アガピス」の視聴率が高いのは、ドラマ自体がとてもよくできていて、本来ラブストーリーだったのだけれど、ユーモアの要素もあれば、家族愛もあって楽しいからだと思う。続きがとっても楽しみ!

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コンピューター用語と現代ギリシャ語
2006-06-19 Mon 00:47
晴れ ギリシャ全体に暑い日曜日となっている。35℃から37℃くらいらしい。

最近忙しくて、読んでないけれど取っておいた新聞がたまってしまった。その中で「ヴィマ」の日曜版に入っている、「ヴィマ・サイエンス」というお気に入りのコーナーがあって、6月4日版の「インターネット、25年」という見出しで始まる記事を今日読んだ。え?もうインターネットの歴史ってそんなに経っていたっけ?と思ってしまうのだけれど、本当に初めて今のインターネットの基礎が誕生したのは、1981年のことなのだそうだ。

私達には当たり前になっているEメールに至っては、もっと昔の1972年に誕生。そのときからアットマークも使われているという。Eメールにそんな長い歴史があったなんて、全然知らなかった。
初めてのコンピューターウイルスは1980年、そしてホームページの誕生は1993年ということだ。特に科学的でない私にとっては、学校のMS-DOSの授業もつらかったけれど、なんといってもウィンドウズが誕生してからは、そういう私でも楽に使いこなせるようになった、画期的な出来事だったと思う。

ところでギリシャでは、日本のようにネットの世界の用語(英語)を、そのまま外来語として輸入するのではなく、ギリシャ語の現代用語を新たに作った。というわけで、それぞれちゃんとギリシャ語が存在する。
インターネットは「ディアディクティオ」
ホームページは「イストセリダ」
Eメールは「イレクトロニキ・アリログラフィア」
コンピューターは「イポロギスティス」(直訳すると「計算機」という意味。正式にはイレクトロニコス・イポロギスティスで省略形はH/Yとなる。)
ウイルスは「イオス」(病気のウイルスと同じ単語)
ブログは「イストロギア」(まだギリシャではブログの存在があまり知られていないので、この単語聞いたことがありませんでしたが・・・)
アットマークは「パパキ」。このパパキというのが、かわいくて気に入っている。直訳すると、意味は「アヒルの赤ちゃん」。イタリアでもコンピュータ用語は英語から引用していることが多いのに、アットマークはちゃんとイタリア語があって、「キオッチョラ」と呼ぶ。これは「かたつむり」のこと。こんなに国ごとでかわいい名前をつけるのを見ると、日本でも工夫すればよかったのに、とちょっと思ってしまう。

ともかく、こうやって、ちょっとは外来語の輸入を防ごうと努力しているギリシャだけれど、実際は、新聞上でさえ外来語のオンパレードである。ギリシャ語が存在する単語でも外来語で書かれていることがよくある。今回紹介した単語にしたって、インターネットはディアディクティオより「インテルネット」、メールはアリログラフィアではなく、「イーメイル」と呼ぶことが多い。

他にもギリシャに来た当時、混乱させられたのが、日常生活で「コンピューテル」、「コンピュータラキ」(=直訳すると小さいコンピューター)と呼ばれるもの。ギリシャ語の口語で何を表しているかと言うと、普通の「計算機」のことなのだ。そして意外に本当のコンピューターは、ちゃんとギリシャ語で「イポロギスティス」と呼ぶのが普通。外国人にはややこしいこときわまりない。

英語から来た外来語では「カメラ」も要注意。日本でいうカメラのことは、ギリシャ語では「フォトグラフィキ・ミハニ」という。デジタルカメラになると、舌がからまりそうだけれど「プシフィアキ・フォトグラフィキ・ミハニ」というなが~い名称になる。ところが、なぜかビデオカメラはそのまま「ヴィデオカメラ」と呼ばれているので、カメラというとビデオを撮るのだと思われる。

そういえば、コンピューター用語だけでなく、最近気になっている若者言葉に英語の「ソーリー!」というのがある。近年とても流行ったギリシャの歌にも使われていたのだけれど、軽い感じ(クールなイメージ?)のゴメンを、英語そのまま「ソーリー」というようになったみたいだ。ドラマのセリフでもよく使われている。ある程度の年齢層(学生くらい?)以下の若い人しか言わないので、流行語のようなものかもしれない。

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ギリシャ語で愛情表現!
2006-05-15 Mon 23:59
晴れのち曇り
ギリシャ語は呼びかけの文句が豊富な言語。
赤ちゃんへ愛情を込めて呼びかける方法も、「アガーピ ムー」(=My love!)、男の子に使う「パサーカ ムー」(My+パサーカは、トルコの大将パシャが、ギリシャ語でパサスとなり、豊かな生活を送る人を指す意味にもなった。愛情表現で語尾変化してパサーカになっている。)、「レヴェンディ ムー」(My+レヴェンディの由来はイタリア語で東を意味する「levante」⇒東方の海賊などを主とする船乗りの集まりを意味する「leventi」⇒トルコ語の「levend」⇒現代ギリシャ語「leventis」。体格の良い男子、または勇気にあふれ、責任感があるなど、男子としてて良い所を全てもつ者を意味する。)や、女の子への呼びかけ、「コリツァキ ムー」(=My girl!)、「ココーナ ムー」(My+ココーナは由来はルーマニア語「cocoana」。本来は貴族の女性への呼びかけに使われていた古い言葉。今は女性への呼びかけに使われる。)など、私が聞いたことがあるだけでもたくさんある。。

さてそれでは、恋人にはどう呼びかけるのか?
もちろん上記の「アガーピ ムー!」は、有名なイタリア語の「アモーレ ミオ!」と同じで万能。イタリアで、私の友人が愛猫にもこう呼びかけているのが、うつってしまって、私もイタリアで飼っていた愛猫を甘い声音でアモーレ~と呼んでいたこともしばしば。うちのだんなさんが聞いていたら嫉妬していたかも。
それはともかく、ギリシャでは、イタリアほどアガーピ(love)を連発している人はいないので、私もたま~にしか言わない。

ギリシャで頻繁に使われるのは、「アゴーリ ムー!」(=My boy!)「コリツィ ムー!」(=My girl!)。ちょっと直訳ではわかりづらいけれど、ちょっと甘い雰囲気で呼びかける時に使う。それから、ギリシャ語では名前の語尾をちょっと変化させたり、名前に「ムー」(=My)をつけるだけでも親しみをこめたり、愛情を表現したりできる。

普段会話の中で、「恋人」のことをどういう単語で表現しているのかというと、普通は「コリツィ」(=girl)「アゴリ」(=boy)、つきあいが長ければ、結婚していなくても、「イネカ ムー」「アンドラス ムー」(☆この単語の説明はこの記事の最後で詳しく。)ということもある。また婚約式が普通は行われるギリシャでは、「アラヴォニャスティキア ムー」「アラヴォニャスティコス ムー」という舌をかみそうな単語、「婚約者」を、婚約済みのカップルに使う。

でも男性同士の会話などで軽く「あいつには彼女がいるんだ。」などというときは、「彼女」に「ゴメナ」という口語がよく使われる。

このゴメナという女性名詞は、「愛人」という意味にもなるし、一般に、色っぽい美人を指して使うこともあって意味が幅広いのだけれど、ゴメノスという男性名詞の場合は、不倫をしている女性の「愛人」という意味しかない。

この「ゴメナ」ってどういう由来があるのか、ずっと不思議だった。
その解答をギリシャ語の辞書で発見!
フランス語gommeuxはハンサムな若者などを指し、主に良い香りを漂わせる人を意味する⇒イタリア語の直訳gommeno⇒このギリシャ語の「ゴメナ」へ、という流れが説明されている。ただし、一部の説では、1935年にアルゼンチンから輸入されてきた、“ゴミナ”という名前のヘアスプレー(ラッカー)が当初、女優さんたち御用達になったことが由来といわれていると、愛用の辞書(ギリシャで有名なバビニョーティスの現代ギリシャ語辞書をいつも使っています。)に書かれてある。
このヘアスプレー説、とっても説得力があって、私はこちらを支持してしまう。

ギリシャ語のとても印象的な単語は、やっぱり妻、夫を意味する「イネカ ムー」「アンドラス ムー」だ。ギリシャ語には、他の言語にあるような、「妻」「夫」という単語が存在しない。イネカとはWoman、アンドラスはMan。それにMyの意味のムーがついて、妻はMy woman、夫はMy man,と表現するのだ。なんだか結婚という絆以上に強いつながりを感じさせる言葉である。

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ギリシャの赤ちゃん用語と口語表現 第2弾
2006-05-14 Sun 22:27
晴れ
先日の続きで、まだまだある口語表現の中から、おもしろい擬音語・擬態語をメインに書き出してみた。地球のどこにいても表現というのは似るものなのか、日本語と似ていたりするのが興味深い。

まずは、「タカタカ」「チャカチャカ」。(なんとなく雰囲気でわかるでしょうか?)
これは日本語でいうと、ちゃっちゃか仕事をこなす、というようなフレーズで使う、「あっという間に」「すばやく」のような意味。同じ意味でちょっと音のおもしろい、「チャック バム」という口語もあって、これはギリシャの某・無料インターネット接続の名称にも使われている。(すばやい接続、と言いたいらしい・・・。)

「シューッ!」というのもわかりやすい。シュと書いたけれど、実際聞くと口をすぼめて言う日本語の「シーっ!」とおんなじに聞こえる、静かに!というときの音。

電話やドアベルの音は「ドゥリン」、爆発音は「バム、ブム!」、ドアなどをノックする音は「タック タック」、何かがパキっと、もしくはポキっと折れる音は「クラック!」、タバコをスパスパ・・・という煙の表現は「パフ プフ」といった具合でどれも簡単に想像がつく。

ところで、比較的近くにいる人に呼びかけるために、注意を引くのに立てる音で、「プシップシッ」というのがあって、これはイタリア語でも「プスップスッ」とやるのでなじみやすかった。イタリア語では、授業中などでおしゃべりがひどくなって、静かに!と言いたい時に使うのも、この「プスッ」。
ギリシャ人は、野良猫によくえさをあげるのだけれど、その猫達を呼ぶ時、日本のように舌でならすのではなく、「プシプシプシ」とこれもプシの音を使う。

そのほか、思い出した口語表現では、ギリシャ語の「バーッ!」というのがある。これは日本語のいないいないばーっ!と似ていなくもないけれど、いろいろな意味があって、①驚きなどの意味合いで「おやまあ!」「あら!」(例:予期せぬ訪問者が来たときなど。)②否定の意味で「いやいやー」というような感じに使う。(例:この「バーッ」のあとに「それはないと思うよ」などの文章が続くとき。)③怒りや嫌気をこめた「うわぁ、」の意味。(例:「なんて悪いやつなんだ・・・」と続くフレーズで)④「ア、バーッ」といって皮肉などをこめた「やれやれ」、「おやまあ」の意味。(例:「なんて賢いのかしらね。」などと皮肉をこめて続けるとき)
この「バーッ」を初めて聞いて私が思い出したのは、イタリア語(トスカーナ)の「ボーッ?」。このボーッ?はあまり上品な表現ではないけれど、「全然わかんない」「さぁ?」「聞いたことないなあ」というようなニュアンスの返事で使われる。

そして私の好きなギリシャの口語では、「ポーポー」というのがある。これは感心したとき、驚いたとき、などに言う「おや、まあ!」といった雰囲気に、または全く逆に何か最悪のもの、汚いものなどを見て「うわぁー・・・。」という時の表現。なんだか発音がかわいくて親しみやすい言葉。

最後にまだある赤ちゃん用語。
オーブンやコンロのスイッチを触りたがる年頃の赤ちゃんに、絶えず教えなければならないのは、やけどしちゃうわよ!→「あっちっちするわよ!」というフレーズ。ギリシャの幼児には「カーニ ジーズィ!」と言う。このジーズィが火傷するほど熱いという意味。
この単語を聞くたびに、なんとなく日本語の「じりじりと太陽が焼けつく・・・」という表現の「じりじり」を思い出す。やっぱり擬態語はどこか似るのかも。
赤ちゃんには甘いもの(他に卵の意味もあります)のことを、「ココー」という。もうココーと聞いたら赤ちゃんは嬉しそうにやってくること間違いなし! さらにこの「ココー」にはちょっとここでは言いにくい他の意味もあるけれど、内緒!

お肉は「チチー」。この言葉の由来はもちろんイタリア語の「チッチャ」だ!と思ったら、辞書では古代ギリシャ語のティトシオン(胸)という単語が由来となっていて、イタリア語の「チッチャ」スラブ語の「ツィツァ」とも比較のこと、とある。古代ギリシャ語がラテン語などへ流れてまた逆輸入されたのかもしれない!?

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ギリシャの赤ちゃん用語と口語表現
2006-05-12 Fri 23:59
快晴
甥っ子が1歳と3ヶ月になる。最近ずいぶん言葉が出てくるようになった。数ヶ月前に最初に言い始めたのは、「トゥト」と「キタ!」。
トゥトとはギリシャ語で「これ」という意味なので、興味のあるものを指差しては、トゥットートゥットー。また、キタ!というのは、「見て!」という意味。鏡や照明などを見てはキタッと叫んでいて、この言葉は赤ちゃんが言いやすいらしく、上の子も赤ちゃんのとき最初に覚えた言葉がこれ。

「はい」はギリシャ語で「ネー」、これはまだはっきり言ってくれない。どっちかというと日本語のうんに近いような、「ウッ」で、うなずいて意思表示してくれる。「いいえ」はギリシャ語で「オーヒ」、これは難しいので、今の所は「オー」とだけ言っているけれど、ギリシャでは独特の身振りがあって、顔をちょっと上に反らすのがNOの意味。これはしっかりマスターしている。
その割に、時々ややこしい言葉もしゃべる。テレビのCMで「アブラ・カタブラ・・・と」魔法をかける文句を聞いていたら、「アブラ」とはっきり発音したこともあってびっくり。

ギリシャ語で、「お仕置きをするわよ!」というフレーズは、「サ ファス クシロ!」(=直訳すると「木を食べさせるぞ→つまり木でなぐるぞ、という意味」から来ている)なのだけれど、幼児には、「サ セ カーノ ダダ!」と言う。ダダというのが、お仕置きの意味で、赤ちゃんもこれはすぐ覚える。それから「ナーッ!」という(日本語に訳しにくいけれど、大体の意味としては)「もう嫌!」というような表現がある。この「ナ」はギリシャ語では複数の意味があるので普段から頻繁に聞く。これも覚えやすいので、今は何かしたいことをさせてもらえないとか、不満があると、しきりに「ナッ」と言う。

ギリシャ語の赤ちゃん用語では、車のことを「トゥトゥー」(本当のギリシャ語は「アフトキニト」で難しい。)とか、お散歩は「アーパ」(普通のギリシャ語では「ヴォルタ」。)、おしっこは「ツィア」、便の方は「カカ」という。
ご飯を食べることを「マムマム」というのも、食欲旺盛な甥っ子が覚えた最初の言葉の一つで、お腹がすいていると、マムマーム!と叫ぶ。

上の姪っ子の方は、今わんぱく盛りの2歳。早くから発音もくっきりとぺらぺらしゃべるようになったので、よく感心される。でも皆の頭痛の種は、いけない言葉も全部覚えてしまって、それをまたはっきりくっきり大声でしゃべるので、せっかくの女の子らしさが台無しになってしまうこと。腹を立てると、そういう単語を正しく(!?)使って、どなったりするのだ。それを怒ると逆効果で、もっと言ったりするので、しばらく皆放っておくことにした。でも全然直っていない。

ギリシャ語は他のヨーロッパ言語の例にもれず、日本語にはないような、いけない表現がたくさんある。日本語で「・・・」てどういうの?と、イタリアにいた頃もギリシャに来てからも聞かれるけれど、日本語ってそんなに上品な言語なのかな?と思うくらい、そこまで汚い言葉っておもいつかない。文化の違いというか、ヨーロッパ言語や英語に共通するようなフレーズは、日本では使わないということを説明することになる。

どんなにギリシャ語を普通に話すようになっても、こういういけない言葉と、宗教関係のフレーズは、私には、ギリシャ人のようには、まだ口にできない。
私がせいぜい口にできるギリシャ語の俗語は「マラカス」(他にちょっとすごい意味もあるけれど、すごく嫌な奴、すごいばか者、のような意味)、「マラキア」(同じ単語の名詞で、「ばからしいこと」の意味。関西弁で言えば「あっほらしいことばっかりやって・・・」などと言いたい時に気持ちを込めて使える(笑))くらい。これは先程述べた姪っ子もしっかり口にしている。
普通に女の子でも誰でも使う「ガモト!」(=くそ!のような意味あいで使うけれど、動詞は英語のFから始まる単語と同じなのでちょっと汚い。)もやっぱり姪っ子が口にする。彼女はさらに、ここでは述べられないくらいの単語まで口にするので、周りの大人が固まってしまうこともしょっちゅう・・・。

宗教用語では、驚いたときに口にする英語の「Oh my god!」と同じ意味の表現で、イタリア語の「ディオ ミオ!」やギリシャ語の「セー ムー!」くらいなら出てきても、同じように驚いたときに十字を切りながら口にする、ギリシャ語「クリストス ケ パナギア!」(キリストと聖母の意味。日本語で言えば、「神様、仏様!」という雰囲気)などはまだ口をついてこない。
ギリシャ正教系の国から来た人たちは、ギリシャ語を学ぶとすぐこういう表現も口にしている。彼らの言語にも同じ表現があるから、自然にでてくるんだなあと、彼らを見ていて気が付いた。

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