ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary ギリシャでの国際結婚マニュアル
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ギリシャでの国際結婚マニュアル
2006-06-14 Wed 23:50
晴れ
最近ちょっと質問を続けて受けた、ギリシャでの国際結婚手続きについて。ギリシャには情報が少ないので、せっかくまだ記憶の新しいうちに、私の手続きした内容を書きとめておこうと思う。

これはギリシャ人と結婚し市役所に婚姻届を出したいと思ったら、通らなければならない道。日本では記念日や好きな日を選んで婚姻届を出しに行って、式を挙げなくても結婚することができる。これはギリシャでは無理なのでまずそれを念頭におくこと。
ギリシャでは宗教を絡めない婚姻でも、ちゃんと市長、もしくは副市長などが立ち会って式が簡単ながら行われる。教会でも将来、式をあげるつもりのうちのケースの場合、式なんていらないんだけれど・・・と思ってしまうところ。でもこれは義務になっている。

まず必要な書類については、結婚する予定の市役所へ直接出向いて聞く。
昨年パトラス市で結婚した私の場合、必要といわれたものは、出生証明書、未婚であることの証明書。またスフラギーダ・ハーギスとギリシャ語では呼ばれている、アポスティーユを日本から取り寄せなければならない。アポスティーユは日本の外務省が日本の公式書類を本物であるということを証明するために出すもので、海外から直接郵送で取り寄せは不可。日本国内にいる家族であれば、国内では郵送でも手続きできる。必要な手続きについては、外務省のサイト内にある各種証明・申請手続きガイドで確認のこと。もちろんこれにも、また出生証明書などのためにも戸籍が必要なので、最初にすることは、戸籍の取り寄せ。

書類を日本から家族などにそろえて送ってもらい、次に必要なのは、アテネの日本大使館でギリシャ語の出生証明書、未婚であることの証明書を作ってもらうこと。(これには戸籍が2通必要だったと思うの事前に大使館に事前に確認してください。)日本の戸籍はこれで両方の役を果たしているのだけれど、ギリシャではこうして二つの書類になる。
これには所定の手数料が一枚ごとにかかる。また当日には書類をもらえないので、また大使館に出向いて受け取るか、ギリシャ国内であれば郵便料金も預けておいて郵送をお願いできる。

次にパトラス市役所が言い忘れていて、またアテネまで行かないといけなくなってしまった手続き。実はアポスティーユがあっても、今度はこの大使館の作った書類も、ギリシャの外務省が本物であると確認してハンコを押さないと利用できないのである。つまり、ギリシャ語で出来てきた出生証明書と未婚であることの証明書をもって、今度はアテネのギリシャ外務省(Areionos10、アテネの中心地Psirriにある部署。アクセスはメトロで便利。電話:アテネ210-3285756)へ出向かなくてはならない。これは外務省の中の外国の書類を翻訳したり証明したりする部署で、ここで日本大使館の出した書類を確認して本物ですよ、とハンコを押す手続きをしてもらう。たかがハンコの為に所定の手数料(20ユーロだったと記憶している)を一枚ずつ払うことになる。近くの税務署へ出かけて、そこで指定された金額の印紙(パラヴォロと呼ばれる)を買い、それも持参する。開く前から外国人で列が出来るほどなので、早めに行った方がよい。
唯一の救いは、書類が既にギリシャ語なので、その場でハンコさえ押してもらえば当日その場で終了する。

これらの書類を、パスポート、滞在許可証があれば有効な滞在許可証を持って、また相手の方の出生証明書、未婚であることの証明書、身分証明書と合わせて市役所に提出する。相手の方の出生地が同じ市役所であれば、その書類はすぐその場で出してもらえる。

もう一つ面倒なのが、ギリシャでは重婚を防止するために、現地のローカル新聞(アテネなら全国紙)に、結婚を告知しなければならない。ここには、二人のフルネーム、父の名、母の名、また母の元の姓と出身地も載せる。そういえば、イタリアの村では、村の役所の扉に結婚するカップルの名前から職業までいろいろ書かれたものが貼りだされていたのだけれど、これも重婚防止のためだと聞いていた。

さらに市役所に聞いて、結婚するために必要な額の印紙も税務署で買ってくる。この印紙に、結婚告知の載った新聞、上記の書類をあわせて市役所に提出すれば、全ての手続きが終了。その場で今度は、式を挙げる日を相談する。
でもこれがまた、好きな日に式を挙げられるわけではない!市役所は土日やっていないので、平日、それも決められた曜日の夜のみ式を執り行っている。パトラス市の場合、金曜日の夜のみ!夜というのは、ギリシャの習慣で結婚式は夜というのもあるかもしれない。そして式自体は短いので前後にも式が入っていたりするけれど、予約が埋まっていない日で式を挙げられる日を市役所と相談して決めることになる。

これでやっと無事結婚できる!! これまではちょっと長い道のりだけれど、書類さえ揃えばほっと一息つける。式には保証人になってもらう人を二人お願いしておく。(その二人は身分証明書を式当日携帯している必要がある。)それにもちろん当日交換する結婚指輪。それから当日いきなり聞かれてちょっとびっくりしたのだけれど、生まれてくる子どもの苗字をどうするか聞かれるので話し合っておくこと。

というのもギリシャでは、海外でギリシャ人と結婚した場合は自由なのに、ギリシャ国内でギリシャ人と結婚すると、外国人の女性が男性の苗字に変更できないという。なんで?と思って何回も尋ねたけれど、返事は同じ。だんだんわかってきた所では、万一変更したりすると、日本で変更になるよう婚姻届を出してから、新しい出生証明書や新しい名前のパスポートをもってギリシャで裁判所に届けて認可してもらわないといけなくなるようだ。ちょっとややこしすぎるので、私は旧姓のまま。というわけで夫婦別姓になっているため、子どもの苗字はどうしますか?ということも聞かれ、それも市役所に登録される。

私達の場合、式当日、10分前には来てくださいと言われていたのに、美容院に行った帰り夕立の大雨に見舞われ、もうずいぶん遅刻して市役所へたどりついた。なんといっても教会の式じゃないし、市長さんたちも立ち去ってしまってキャンセルになったらどうしよう!とものすごく焦った。けれど、そこはギリシャ、別に遅れたからといって問題なく、穏やかに式も無事終えた。

終わってしまえばよかったけれど、アテネに住んでいない人にとっては大変面倒な手続き。それに市役所もいい加減なので、しつこいほど確認をする必要がある。とにかく忍耐あるのみ!


★法律改正や、各市役所により必要書類が異なる可能性があるので、上記はあくまでも参考にして、ご自分でもまず確認してから手続きを開始してください。
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…!!
初めまして。

私も今この面倒な手続きを終えて来た所です。

事前にアテネ市役所で確認したら、大使館の翻訳だけでいいって言われたのに、今日持って行ったらそれにスタンプが必要だって言われて、かなり苛立ちました。

先にこのブログを読んでたらv-406

これから式を挙げる市役所探しです。
アテネにはいくつかあるらしく。
一番大きいのは、私たちが式を挙げたい10/2は既にいっぱいだそうで、すごく不安です。

困ったな・・・

でも、同じ経験をした人がいるってだけで、ちょっと心が和みました。
2009-09-23 Wed 19:41 | URL | fish #-[ 内容変更]
Hello!
Larissa1さん、初めまして!
あーっということは、私とあまり変わらない時期に入籍されたんですね!
パトラスではプライベートに突っ込んだ質問はありませんでしたが、言い忘れなんかはもちろんありました。何回も確認したのにも関わらず!それに夏休みでその部署の部長さんのような女性がバカンスに行ってしまい、別の担当の人がまた違うことを言うので、どっちが正しいのか分からず、本当に苦労しどうしでした。

でもギリシャの役所の手続きは外国人にだけでなく、ギリシャ人にとっても大変で有名なので、諦めるしかない現実ですね~。ギリシャでは不合理なことばかりです(笑)。

私が留学してきた1年前に、日本人の学生さんがパトラスにいたそうで、その方は、学生ビザの期限がきれるまでに滞在許可証の手続きが終わらず、日本へ強制送還になったと、パトラスの役所の人に聞きました。だから頑張って早めに用意してくださいね!ということだったんですけど、恐ろしいですよね。

また役所がいい加減だと、けんかしてしまいそうになるんですが、それはすごくギリシャではまずいそうです。役所の係りが機嫌を損ねてしまったら、もう何にもしてくれなくなるから、けんかはぜったいするな、と義兄に釘をさされました!

ただ、逆にコネがあったり、コネがなくてもうまくお願いしたりすると、規則外のことでもしてくれたりするので、うまく交渉すれば助けてもらえることもあります。日本のように規則が厳しい国ではないので、その辺をうまく立ち回るのがコツのようですけど、私にはまだまだ・・・です!
2006-07-06 Thu 23:27 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
去年の8月、Larissa市で入籍しました(無事。。。)、が、ほんとーに、大変でした。みなさん今頃驚きもしないと思いますが。まず町役場での手続き。そんな事より、おしゃべり好きのギリシャ人のおばさん、「あらー、日本人なの。ねえねえ、お母さんなんて言ったの?賛成?反対?」つーか、あんたに関係ないでしょー!!みたいな。とりあえず、のろのろ。役所の人の手違えで2度も遠いアテネまで出向き、あのスタンプを押してもらう。その後、何故か(ギリシャ人はよくお分かりでないようで)警察にも送られ、隣町の警察にまで。一体あれは何だったのだろうと未だに不明です。そうこうしているうちに私の観光ビザの期限がせまってき、「急ぎなので早くしてもらえませんか?」と尋ねると、「うーん、でも今、市長も夏休みだから無理ねえ」?!て感じです!とにかく思い出すだけでうんざりしてしまうような体験でした。あの時はずいぶん主人にも当たってけんかにもなりました。ギリシャ人と結婚している以上こういう不合理な事に直面ぜざるをえないのでしょうか。。。
2006-07-05 Wed 17:21 | URL | Larissa1 #7ZdOuuGc[ 内容変更]
Hello!
matahariさん、こんにちは!
そうそう、私も戸籍のようなものがあるのに、どうして?と思うのですが、去年、ギリシャのテレビドラマでやっていたのが、パイロットが職業と嘘をついて重婚してしまった男の人のコメディ。お互いの家に夫として出入りしながら不在のときは「フライトが・・・」という嘘をついてなんとか続いていくんです。それは一人の女の人とはパリで結婚するので、バレないという設定でしたが。

日本ではちょっと失礼な質問をされると読んだことがありましたが、本当なんですねー!ものすごく疑い深いですよね。なんか、つきあっていた証明で写真も要ると読んだこともあるのですが本当ですか?それにしても宗教って!?宗教に関して自由な国日本で、どうして聞くんでしょうか。
どのくらい頻繁に会っていたかは、うちの夫が日本に来たとき、入管でパスポートを怪しまれてもめたとき、聞かれましたよ。ギリシャもやっと今年からパスポートがまともになったのは本当に良かったです。





Mic'oさん、こんにちは!
やっぱり市役所の式があっという間に終わってしまう、あっさりしたものなのは同じなんですね!

それにしても通訳が必要なんてとても厳格ですね。ギリシャでは式のときの文句はとても簡単なもので、法律を読み上げたりはされません。返事も一回「はい。」と答えること以外必要ないし・・・。というのでギリシャ語を知らなくてもなんとかなります(笑)。

姓のシステム本当に納得いかなくて質問しまくりました。日本大使館の方は、ギリシャ側がなんといおうと、日本人には日本の法律が適用されるから、名前を変えてしまえばギリシャは受け入れるしかない、とおっしゃってくださったのですが。その受け入れるのに裁判所へ行ったりとなると、もう既に役所めぐりで疲れきっていたので、いやいや、だったらいいです・・・という感じでした。

でももし子どもができたら、子どもの日本のパスポートは私の姓、ギリシャのパスポートは夫の姓になっちゃうんですからおかしいですよねー!!





Salahiさん、こんにちは!
パトラスの新聞もまちがえて、うちの母の旧姓を母のフルネームで書いてしまったのですが、市役所の方は問題ないですよと言ってくれたので、載せ直ししないで済んだんです(笑)。

子どもの苗字をいきなり式の最中に聞かれて、私も夫も全然心の準備がなかったので、第一「なんで聞くの?今?」と言う感じで、普通に夫の姓にしてしまいました。
でもそれより気になっているのは、子どもが出来た場合の日本とギリシャでの子どもの苗字が違ってしまうことです。やっぱり。それを考えると、Salahiさんのおっしゃるように、複合性がよかったですよね。
2006-06-15 Thu 18:55 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
あらためて読んでみると、本当に長い道程だったな~と...ほとんど夫任せだったくせに、思い出すだけで疲れてしまいました。

新聞に載せるの、面白いですよね。夫が私の母の名前を間違えて申し込んでしまった為、2度も載せる羽目になってしまいました^^;

ギリシャっていいかげんなので、場所や担当者によっても少し違ってきそうですよね。それでまたややこしくなるんですが...。アテネの場合、式の日取りなどはもう少しフレキシブルでした(私達の式は平日の昼間にしました)。

子供の苗字、式の時に聞かれたんですか?私達の場合、申し込みに行った時に聞かれ、心の準備もできてなかったので夫のにしてしまったんですが、一つ手続きは増えても複合姓にしておけばよかった...と、後悔しました。
2006-06-15 Thu 17:22 | URL | salahi #-[ 内容変更]
Hello!
どこの国の人と結婚するのであっても国際結婚は手続きが面倒ですよね~。
ボスニアでも市によって指定されている結婚曜日(?)は異なるようですが,私が住んでいる市では毎週土曜が入籍の日と決まっています。
私達は丁度正午に予約を入れておいたんだけど、時間前に着いたのと、私達の前に入籍するカップルがいなかったのとで、入籍に立ち会う役所の人から「もう早めにやってしまいましょう」といわれ、開始予定時間には既に入籍が済んでしまいました(笑)

外国人が結婚する際には通訳が必要となるのですが、どこかの機関で現地語を学習した証明、もしくは役所の担当者の面接を受けて結婚の流れが理解できるだけの語学力があると認められれば通訳をつけなくてもOKでした。でも、日常会話はほぼ問題なかったとはいえ入籍の際に紹介される法律の文面に関しては専門用語等も入って複雑なので細かいところは半分理解できていたかどうかでしたが、役所の人から「多分難しいので後でダンナさんに説明してもらいなさいね^^」でお終いでした。ギリシャでもchottocafeさんのように語学力があれば通訳は必要ないのでしょうね。多分。

それにしても姓のシステム、ちょっと納得いかないですね。どこで結婚しても外国人は夫と別姓というのだったら分る気がするけど。一方の日本でも外国人と結婚した場合は手続きをしなければ旧姓のままで、もしママが旧姓を名乗っている場合はパパの国の書類にはパパの姓で記載されるけど、日本の戸籍などではママの姓で記載されるというのもヘンなシステムですね。


2006-06-15 Thu 17:09 | URL | Mic'o #v9q.gVLQ[ 内容変更]
Hello!
思い出しました~~結婚手続きさえこんなに面倒だったことを!
新聞に載せるのは重婚を防ぐためだったんですね、でもギリシャには戸籍みたいなものがあるのに、チェックはできないんですかね?わざわざ新聞に載せるより・・・・

日本で申請する場合は、これにさらに外務省に出向いて個別に面接があります。知り合ったきっかけは?遠距離恋愛している間に何回ぐらい会っていたか?宗教は?親はこの結婚を反対していませんか?
などなど、それかなーり、プライベートなんじゃないの?と思うぐらいです。
2006-06-15 Thu 13:11 | URL | matahari #-[ 内容変更]
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