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2006-06-19 Mon 00:47
晴れ ギリシャ全体に暑い日曜日となっている。35℃から37℃くらいらしい。
最近忙しくて、読んでないけれど取っておいた新聞がたまってしまった。その中で「ヴィマ」の日曜版に入っている、「ヴィマ・サイエンス」というお気に入りのコーナーがあって、6月4日版の「インターネット、25年」という見出しで始まる記事を今日読んだ。え?もうインターネットの歴史ってそんなに経っていたっけ?と思ってしまうのだけれど、本当に初めて今のインターネットの基礎が誕生したのは、1981年のことなのだそうだ。 私達には当たり前になっているEメールに至っては、もっと昔の1972年に誕生。そのときからアットマークも使われているという。Eメールにそんな長い歴史があったなんて、全然知らなかった。 初めてのコンピューターウイルスは1980年、そしてホームページの誕生は1993年ということだ。特に科学的でない私にとっては、学校のMS-DOSの授業もつらかったけれど、なんといってもウィンドウズが誕生してからは、そういう私でも楽に使いこなせるようになった、画期的な出来事だったと思う。 ところでギリシャでは、日本のようにネットの世界の用語(英語)を、そのまま外来語として輸入するのではなく、ギリシャ語の現代用語を新たに作った。というわけで、それぞれちゃんとギリシャ語が存在する。 インターネットは「ディアディクティオ」 ホームページは「イストセリダ」 Eメールは「イレクトロニキ・アリログラフィア」 コンピューターは「イポロギスティス」(直訳すると「計算機」という意味。正式にはイレクトロニコス・イポロギスティスで省略形はH/Yとなる。) ウイルスは「イオス」(病気のウイルスと同じ単語) ブログは「イストロギア」(まだギリシャではブログの存在があまり知られていないので、この単語聞いたことがありませんでしたが・・・) アットマークは「パパキ」。このパパキというのが、かわいくて気に入っている。直訳すると、意味は「アヒルの赤ちゃん」。イタリアでもコンピュータ用語は英語から引用していることが多いのに、アットマークはちゃんとイタリア語があって、「キオッチョラ」と呼ぶ。これは「かたつむり」のこと。こんなに国ごとでかわいい名前をつけるのを見ると、日本でも工夫すればよかったのに、とちょっと思ってしまう。 ともかく、こうやって、ちょっとは外来語の輸入を防ごうと努力しているギリシャだけれど、実際は、新聞上でさえ外来語のオンパレードである。ギリシャ語が存在する単語でも外来語で書かれていることがよくある。今回紹介した単語にしたって、インターネットはディアディクティオより「インテルネット」、メールはアリログラフィアではなく、「イーメイル」と呼ぶことが多い。 他にもギリシャに来た当時、混乱させられたのが、日常生活で「コンピューテル」、「コンピュータラキ」(=直訳すると小さいコンピューター)と呼ばれるもの。ギリシャ語の口語で何を表しているかと言うと、普通の「計算機」のことなのだ。そして意外に本当のコンピューターは、ちゃんとギリシャ語で「イポロギスティス」と呼ぶのが普通。外国人にはややこしいこときわまりない。 英語から来た外来語では「カメラ」も要注意。日本でいうカメラのことは、ギリシャ語では「フォトグラフィキ・ミハニ」という。デジタルカメラになると、舌がからまりそうだけれど「プシフィアキ・フォトグラフィキ・ミハニ」というなが〜い名称になる。ところが、なぜかビデオカメラはそのまま「ヴィデオカメラ」と呼ばれているので、カメラというとビデオを撮るのだと思われる。 そういえば、コンピューター用語だけでなく、最近気になっている若者言葉に英語の「ソーリー!」というのがある。近年とても流行ったギリシャの歌にも使われていたのだけれど、軽い感じ(クールなイメージ?)のゴメンを、英語そのまま「ソーリー」というようになったみたいだ。ドラマのセリフでもよく使われている。ある程度の年齢層(学生くらい?)以下の若い人しか言わないので、流行語のようなものかもしれない。 |
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Hello!
Mic’oさん、さっきの猿の単語の話ですけれど、いつも使っているギリシャ語の辞書によると二つ説がありました。ひとつはアラビア語のマイムンという単語から由来していると言うもの。もう一つは古代ギリシャ語のミモーという動詞からきているというもの。ミモーって真似するという意味なんです。
ギリシャではマイムーって猿のこと以外にも、偽ブランドの意味や、何かの偽者という意味でよく使うんです! Hello!
Mic'oさん、こんにちは!
英語ってすごい影響力ですねーやっぱり。クロアチアでもソーリーを若い人が使うんですね。 そういえばイタリアではすごく不自然に感じるんですが、新聞などでも殺人者のことはなぜか英語でキラーと書いてキッレルとイタリア語読みするんです!そしてギリシャではなぜかスリルという単語をよく使い、何とかのスリラー!という見出しによくなっています。 ギリシャ語でも猿のことをマイムーって言うんですよ。同じ語源ですよね!ちょっと調べてみます。それにしてもアットマークがお猿さんというのは面白いですね!丸っこい感じからでしょうか? Hello!
アットマークは「マイムン」と呼ばれているのを聞いた事がありますが、この「マイムン」って「猿」のことなんですよね。かたつむりやアヒルのヒナというのは何となく分るけど、猿にはどうみてもみえないですよね〜。
「ソーリー」って私が今見ているクロアチアのドラマでもよく耳にしますよ。でも若手の俳優さんしか使ってないみたいですが。 Hello!
271828さん、こんにちは!
中国語は、どんな英語でも漢字にしてしまって、すごいですよね。コカコーラやマクドナルドでもおもしろいなあと思います。 ところで、イポロギスティスは、Υπολογιστής というつづりです。正確にはイレクトロニコス・イポロギスティスで電子計算機という単語のようですが、通称はイポロギスティスです。 そんな科学用語の8ヶ国語辞書なんてあるんですね! Hello!
chottocafeさん、我が家へのコメントありがとうございます。
私は『8ヶ国科学用語辞典』というアンチョコを持っていますが、さすがにギリシャ語の工学用語は知りませんでした。「イポロギスティス」はどう綴るのですか? 元来科学用語はギリシャ語から借りてくるか、ギリシャ語から造語するのが普通でしたね。イオン・エネルギー・エントロピーなどなど・・・。ギリシャが工学用語を輸入するに当って苦労していることが良く分かって興味深かったです。 明治の日本も西欧の科学を輸入する場合、その用語も漢字を元に作り出すのに苦労したのですね。自然科学の用語を日本の先人が苦労して「漢訳」し、それらを中国がまねするようになったのです。 さて『8ヶ国科学用語辞典』の傑作は レーダー⇔雷達(レイダー)、マウス⇔鼠標(シューピアオ)でした。 |
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