ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary 「ロミオとジュリエット」のクレタ島バージョン
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「ロミオとジュリエット」のクレタ島バージョン
2006-07-03 Mon 04:23
晴れ、夕方に雷と強風、少しだけ雨も!
また10月から再開予定の、とても人気だったTVドラマで、「ティス アガピス マヘリア」というのがある。毎週水曜日にANT1という民放でやっていたもの。舞台はクレタ島。主人公マリアとシフィスの許されない恋愛が中心で、面白いのが、とても「ロミオとジュリエット」もしくは「ウェストサイド・ストーリー」に似ているということ。なんたってヒロインはマリアというのだから、本当に「ウェストサイド・ストーリー」を意識しているのかもしれない。

マリアの親族と、シフィスの親族は、ハニア近郊の村で先祖代々敵対関係にある。マリアは孤児になってクレタ島の親族に引き取られることでクレタ島に住むことになる。この複雑な現地の人間関係を全く知らないまま、シフィスと恋に落ちてしまう。ところが、亡くなったといわれていた父親は、実は生きていて逃亡していたと判明し、しかもシフィスの親族を殺したことがあるというのを、後ほどマリアは知ることになるのだ。

この人殺しというのはただの想像物語ではなく、クレタ島ではまだ現代にも、「ヴェンデッタ」と呼ばれる復讐の習慣が残っていて、ギリシャでは有名だ。ドラマでは、誰かが復讐でまた殺すと、その復讐でまたこっちの親族が殺され、といつまでもきりがなく殺し合いが続いてしまう。誰かをそうやって亡くしていることから、マリアの親族もシフィスの親族も老若男女問わずみんな、いつも黒い服をきていて、なんだかマフィアのような迫力がある。ドラマの中のシフィスの母親なんて、まるで日本の「極道の妻」とそっくりの凄みなのだ。

この二人の恋愛がどうなるかは、秋からの続きを見ないとわからないけれど、現代版「ロミオとジュリエット」は、シェークスピアの時代からはるかな時を経て、やっぱりギリシャでも大人気なのである。

普段からニュースになるクレタ島の事件では、この「ヴェンデッタ」という言葉が頻繁に出てくる。言葉自体はイタリア語由来で、イタリア語と同じ「復讐、あだ討ち」の意味。

他にちょっと気になるのは、本当はクレタ島といえば、強い方言で有名であること。とくによく聞くのは、「チェー」で、クレタ人が話すとチェーがたくさん入る。(キプロス島でも同じで、キプロスの友人は標準語の「ケ」という発音が「チェ」になると説明してくれたことがある。)以前、Qテレコムという携帯電話会社のCMに使われていたのが、このクレタ人の会話で、とってもユーモラスに聞こえた。
そのせいか、ドラマでは美しいクレタ島のハニア近辺の景色を散々見せ付けるのに、地元人であるはずの登場人物たちは、きれいな標準語で話す。とてもロマンチックなドラマなので、あれをクレタ方言でやると面白おかしくなってしまうからかなあと、勝手に想像している。
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