ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary 「結婚指輪は右手に」
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「結婚指輪は右手に」
2006-03-22 Wed 00:00
曇り
毎日7時からやっている「ヴェラ スト デクシ」という人気長期ドラマがある。丁度一年以上前くらいに始まったと記憶しているけれど、私のギリシャ語も上達した頃だったので、最初から私も見ていた。最初は話の展開もスピーディで、ドラマチックで面白く(人気が出てからスピードダウンして、ちょっと退屈になりつつある・・・)、有名な俳優さんも多く、視聴率がすごくて、初めてこのチャンネルが7時台の視聴者を大量確保したらしい。今はおばさま方もみな見ている定番の人気番組である。うちのお義母さんといえば、今日ももちろんお昼寝から起きて、釘付け。

そのドラマのタイトル、ヴェラというのは、結婚指輪のこと。スト デクシというのは、「右に」という意味。ギリシャでは結婚指輪は右手の薬指につける。

私はでも、左につけている。実際、普段左につけているギリシャ人もよくいて、あまりどちらにとこだわる人はいない。実際右手って、料理から、何かの作業から絶えず使う手だから、指輪をつけると何かにあたることが多くて、指輪に引っかき傷がどんどん付く。とにかく不便なので、やっぱり邪魔にならない左がいい!どうして国によっては右手なのか???

ところで、ギリシャのヴェラ(結婚指輪)は、基本は(黄色の)金でそれも14K。私たちも金でということに決めたけれど、なんか日本人としては、結婚指輪は18Kがいいと思っていた。ところが、どこのお店に行っても、18Kももちろん用意できるけれど、14Kにしなさい、と言われる。他のアクセサリーは18Kがいいけれど、結婚指輪は絶えずつけるものだから、ある程度の硬さがある14Kにするべきということ。18Kのほうが儲けられるのに、14Kを皆が薦めるということは、経験からのアドバイスなんだろうと思って、私たちも結局14Kを選んだ。



ヴェラという単語は、婚約指輪の意味にも使われる。イタリアとギリシャの大きな違いは、この婚約の習慣にある。イタリアは、結婚を実際に決めて婚約を盛大にするということはまずない。お付き合いをするということは、イタリアではお互いの家族にも出入りするということ。そして周りの人たちも、あなたのラガッツォ(ボーイフレンド)ではなく、フィダンツァート(婚約者)という単語を使う。

このフィダンツァートは軽すぎず、でも重すぎず(日本で使う婚約者のような意味の重さがないということ!)気軽に使われる単語。付き合いが長くなると、普通に土日、お互いの実家でごはんも向こうの家族と一緒に食べるし、遠ければ、ベッドも用意してもらって泊まったりもする。まあ言えば、未来に結婚するとき、相手の実家とどういう付き合いになるか予行演習にもなる。食べ物の好き嫌いまで、向こうのお義母さんが把握しているようになる。だからか、結婚してすぐ離婚というのも聞いたことはなかった。

ギリシャは、日本の習慣に似ている。長年付き合っていても、相手の実家との付き合いはあまりない。本当に結婚を予定し始めてから初めて、お互いの実家へ紹介する。婚約式は、親戚が集まって、パーティになる。いろいろな貴金属のプレゼントがお互いの家族から行われ、日本で言えば結納という感じ。そしてヴェラが交換される。これは後の結婚式のとき、式の前日にはずして、当日教会でまたはめることになる。つまり、婚約=ほぼ結婚 ということ!指輪に彫る日付も、この婚約の時の日付の人もいれば、式の日付など、好みで好きな日付を入れている。



この婚約の日から、お互いの家族は一つになる。結婚はまだというのは関係なくて、婚約後もう家族と同様の扱いになるのが、ギリシャ。

その一例が、別チャンネルで金曜日にやっている、スパルタ、ギシオ(スパルタ近くの風情のある海の町)が舞台のTVドラマ。ちょっとドロドロした許されない恋愛ストーリーである。父親を早くに亡くした高校生が主人公。父のように慕っている伯父の息子(つまり従兄弟で、兄弟のように育った!)の婚約者がアテネから引っ越してきて、このスパルタに新居を用意して住み始める。

彼女は先生で、偶然見つけた職場が、主人公の通う高校の数学の教師。主人公の従兄弟は仕事で失敗し借金をかかえたり、いろいろ問題があり、婚約者の心が離れ始め、主人公と恋に落ちる。彼女のほうが婚約者と別れることを決めてから、主人公の伯父が「家族と思って接していたのに裏切った」といってものすごい剣幕になる。すぐに他に相手がいて別れたというのもばれて、それが最近主人公であるというのまでばれて、ドラマはどんどん大変な方向へ進んでいる。

実は最初の方のストーリを見ていなかったので、見始めた頃、てっきり彼女はただ婚約ではなく結婚してから来たんだと思っていた。それが実は婚約だけとわかって、え?なんだまだ結婚してなかったんだから、いいじゃん、別に。と個人的には思ったのだけれど、これがギリシャの婚約の現実らしい。

そして、ギリシャでは離婚がすごく多い。あまりにも多くてびっくりするくらい、よく聞く。イタリアでは離婚がめったにないのと対照的!宗教上の理由もある。カトリックは公式に離婚を認めていないので、離婚が難しいし再婚は教会ではできない。ギリシャ正教は離婚OKで、再婚も3回までできる。だから?それとも婚約の習慣のせい?かどうかはわからないけれど・・・
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