ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary 現代ギリシャはこんな国
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現代ギリシャはこんな国
2008-03-27 Thu 23:48
曇りのち雨

日曜日に新聞「カシメリニ」を買ったら、ギリシャの地域格差について記事があった。興味深かったので、ちょっとまとめてみた。

■まずは、人口。
ギリシャ北西部のカストリアにある、ネストリオという村では、数十年前には6000あった人口が、もう600ほどしかない。

人口減少はギリシャの田舎の村々には共通した問題。
ただし、例外として、観光地として有名なクレタ島のハニアが挙げられていた。ハニアのヴァモスという村ではこの4年間で人口が15パーセントも増えているという。おかげで今年新しい村を開く予定になっているそう。

■観光では、
ギリシャには毎年1700万人の観光客が訪れる。
サントリーニ島では、なんとほぼパトラス市の人口に値する、150万人もの観光客で一杯になる。

それに反して、観光客のあまり来ない地域ではホテルが空室だらけ。観光推進で、上記の過疎化の進む村のようなケースでも、アグロトゥリズモや温泉などを利用した別の形態の観光地化を目指す努力が進んでいる。

■失業率。
一番高いのが、西マケドニア地方で14.2パーセント。

一番低いのが、人口も増加していることで上にあげたクレタ島で、半分の7パーセント!ハニアでは仕事はいくらでも見つかるそうだけれど、「今の若い人は、あまり働く意欲がない」、という副市長の言葉が載っている。

県として常に一番失業率が高いのが、クサンシだという。というのもクサンシにある工場の数々が、どんどんとバルカン半島の近隣諸国へ移転を決め、閉鎖を進めているため。

■日本と同じ問題・・・老齢化
ギリシャは世界でも一番老齢化が進んでいる国の一つ。65歳以上の人口は17パーセントにも及び、2050年には33パーセントに到達してしまうと予想されている。

特に老齢化の進む地域は、ペロポンネソス半島の中央と南側。東エーゲ海の島々。
一番老齢化が高いのは、レフカダ島(日本で有名な小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の故郷です。)で、人口の四分の一が65歳以上というから、極端!!

■貧富の差
パトラスからリオ・アッディリオの橋を渡った向こう側、ミソロンギの近くにアスタコスという、新しい港の建設が進む地域がある。アテネからでも橋を利用すると、車でたったの3時間のキョリ。

ところが、アテネを含むアッティキ地方が国内で一番裕福な地域で、一人当たり国民総生産が27,389ユーロなのに対し、このアスタコスでは、たったの15,000ユーロ。そして一番貧しい地域である、西部ギリシャ地方では13,090ユーロでアッティキ地方の半分にも満たない。

■外国からの移民
ギリシャ全土で、外国人人口はおよそ100万人に及ぶ、現代のギリシャ。
そのうち一番多い(13~25パーセント)のが、島々、ミコノス、ケア(別名ジア)、スキアソス、ザキンソス)、そしてアテネ、それに、ギリシャ北西の国境に面する地域。

一番少ない(0-1.7パーセント)のが、トルコに近いアレクサンドゥルーポリの周辺。

アテネに近い小さな島、ケア島(ジア島)では、島の子供のうち、移民の子供たちが50パーセントにもなっている。
建設(おそらくは別荘やホテルの)が盛んなこの島に、仕事を求めてやってきて、そのうち別の仕事を始めたりお店を開けたり、しっかりと経済基盤を島で築いてしまった人たちがほとんどだという。

一方、ブルガリアがEUに加盟したことから、国境に近い地域では貧しいブルガリア人が大量にやってくるけれど、EUである以上、移民とはもう呼べない。観光客として自由に入ってくるので、もう数さえわからないというネオ・シディロホリオ村(ロドーピ)の村長の話も。

■大気汚染
テッサロニキはアテネ4分の1の大きさにもかかわらず、ヨーロッパで一番大気汚染のひどい3箇所の町の一つに数えられているという!
1年の半分以上の間、汚染の安全基準値50mg/k.mを越えてしまっているそうだ。
原因は盆地であるせいで、汚染された空気が外へ逃げ出しにくいこと。そしてもちろん大きな工場が夜になると大気へ排出する汚染物質で、匂いで夜中に目覚めることもあるとか。

反対に、エーゲ海の島、スキヌーサでは、あまりにも空気がきれいなため、島民がアテネへ船で出かけると、港に入らないうちから汚染された空気の匂いを感じるという。

■農業と工業地
ギリシャで一番大きな工場地帯は、イノフィタ(アテネの北方に位置する)。600以上の工場が集中している。飲料水が汚染されているというのが問題になった地域。

カルディッツァ(ギリシャ中央に位置する)はその反対に、住民の62パーセントが綿、タバコ、麦、とうもろこしの生産に従事している。といってもここも農薬による水質汚染が問題になっているという。


■これも日本と共通している、北と南、寒暖の差!
フロリナの山間部では毎冬マイナス25度を記録する。子供たちは歩くより早くスキーを習得する!といえるほど寒い地域。

ロードス島出身の副市長さんは、18歳になって、外国で初めて雪を見た!という。
ロードス島では、1月でも20度を越えることが珍しくない。冬がないかわりに、夏は猛暑が続くのが当たり前。


以上。
ちょっと現代ギリシャが見えてくる統計で、おもしろかった。
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