ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary ザキントス島 ウミガメ「カレッタ・カレッタ」に会いに!?
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ザキントス島 ウミガメ「カレッタ・カレッタ」に会いに!?
2008-08-29 Fri 22:35
ザキントス島が有名な理由の一つは、なんといってもウミガメ!
それも「カレッタ・カレッタ」というかわいらしい名前がついている。

ドキュメンタリーなどでしか見たことがない、このカレッタ・カレッタを是非見てみたいと思って、何も知らずに、一番カレッタ・カレッタのくる砂浜でも有名なイェラカス・ビーチへ、カーブの多い山道を越えて出かけた。カレッタ・カレッタが産卵するビーチであることを示す看板
たどり着くと、チケット・ブースのようなものが立っている。パンフを配っていて、3時間だけビーチへ入っていいというチケットを渡された。彼女によると、ビーチはすごく暑くて、うちの赤ちゃんには暑すぎるという話。お義母さんにとっても同じなので、お義母さんが、座って赤ちゃんを見てるから、見てきなさい、という。
結局うちのだんなさんと二人で下りていくことになった。いよいよ、イェラカスビーチへ!
ビーチへ下りてみると、きめの細か~い砂浜のビーチに海水浴客がたっくさん!
子連れで泳げないのが残念でしかたがなかったけれど、透き通った水で、ものすごい遠浅で、最高のビーチ。これは3時間だけでもみなやってくるはずだと納得してしまった。限りなく透明に近く、暖かい水がキラキラしている、イェラカス・ビーチ
このイェラカス・ビーチの砂浜にきれいな花を見つけました
ところで、カレッタ・カレッタは?
というので、上にもどって、先ほどの女性に、質問してみると、陸に上がってくるカレッタ・カレッタは、これから産卵するメスだけなんだそう。この産卵場所の印は、パラソルの並ぶ合間に、たくさんあって、注意が必要です。
これが、ウミガメ「カレッタ・カレッタ」が産卵した場所にある印で、近づかないように、という注意書きが。木の棒には、産卵日が記されています。
それも日が暮れてから夜明けまでの夜の間しかやってこない。
それが理由で、カレッタ・カレッタの産卵するビーチは、全て夜7時から朝7時まで入場自体が禁止!
私ががっかりしていると、ブースの中には3人ほどのスタッフがいて、その後ろにある黒板を見なさいといってくれた。そこには、産卵する全てのビーチで、今日どれだけ産卵したカレッタ・カレッタがいて、どれだけベビー・ウミガメが生まれたか、チョークで書き込んである。黒板に手書きされている、全ビーチの今日の産卵数、赤ちゃんウミガメの誕生数の一覧表
そんなわけで、ボランティアや研究者の方々しか、直接カレッタ・カレッタに会うチャンスはないらしいので、とっても残念だったけれど、とりあえず、昨日、とか数日前の産卵場所なども見たことで満足。

☆☆☆
最近パトラスでも配られるようになっている、無料のニュースペーパーに、初夏、このカレッタ・カレッタの詳しい話が載っていた。

それによると、このカレッタ・カレッタの寿命は70歳~80歳。
大人のカレッタ・カレッタは身長1メートル、重さ80キロほどもあるそう。

25歳から30歳くらいで、産卵することができる。つがいを見つける時期は、初春。そして、産卵はギリシャの夏である、5月末から8月末までがシーズン。

その卵はちょうどピンポン玉のような大きさ。一匹が3~4つの巣にそれぞれ120個ほどの卵を産む。

1000匹のベビー・ウミガメのうち、生き残るのは、たったの1匹が2匹しかいないという!

ウミガメたちは育つと、自分が生まれたのと同じビーチへ産卵しに戻ってくる。

赤ちゃんは身長5センチ、体重16グラムで、卵から生まれるまで、40日から60日ほどかかる。

ザキントス島のカレッタ・カレッタの数は1000匹から2000匹の間で変動しているという。

などといろいろ興味深いのだけれど、特に気になる性質があって、それは、卵の育つ砂浜の温度しだいで、メスになるかオスになるか決まってしまうという特徴!
現在、ザキントスで生まれるベビー・ウミガメの75パーセントがメス!
砂浜の温度が29.2度以下でないとオスは生まれないという。これで、地球温暖化が進むと、そのうちオスがほとんどいなくなってしまうかもしれない、という深刻な問題があるんだそうだ。
☆☆☆


カレッタ・カレッタは国立マリンパークの自然保護地域として守られている。
けれど、そこはギリシャのことなので、以前も今も大きく外国人のボランティアなどの活動によるところが大きい。
というのも、ザキントスは長年の観光地。そして、特にカレッタ・カレッタがやってくるビーチは、砂浜のきめの細かさといい、遠浅で、波もなく、いつまでも暖かい海水といい、誰もが憧れる最高のビーチだから、毎年訪れる観光客の数は、60万から70万人にも上る。
もしボランティアや国立マリンパークのスタッフが産卵した場所に記しをつけなければ、観光客が、パラソルを砂浜に刺して、卵をつぶしてしまう。観光客の落とすゴミやタバコが増えて汚れれば、産卵ができなくなってしまう。
分布図、注意書きの書いてある看板や、カレッタ・カレッタ保存についてのパンフなど、今ではいろいろ努力が進んでいるけれど、80年代~90年代は観光地のど真ん中を自然保護地域に指定するということ自体が原因で大変な苦労があったという。カレッタ・カレッタの分布図と、保護レベル、注意事項の解説
さらには、2004年から2005年は、政府の政党がパソックからネア・ディモクラティアに変わった影響で、一時期このマリン・パークへの予算がストップしてしまい、その間にたくさんの別荘などが建ち始めたり、コントロールなしにビーチ・パラソルが並べられ、カレッタ・カレッタの死亡数が倍増してしまったこともあったという。
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