晴れ時々曇り。 17℃から21℃くらいの気温がつづく。
久しぶりに港へ用事があって通ったら、夏どころではなく、すごいことになっていた。先日も書いた、イタリアへ密航を狙っているクルド人やアフガン人などの話。
ざっと見ただけでも港の中だけで300人ほどいた。港の中にすでに入ってうろうろしているグループ、港の周りの柵を乗り越えている人々、他一部は港内に駐車されている輸送トラックの合間に集まって、もぐりこむ隙間を探している・・・といった状況。

数人しかいないように見える警備員に誘導されて、集団で港から柵をまた乗り越えて逃げたりするけれど、あまりにもその数が多すぎて、しかも逃げてもすぐ戻ってくるのできりがない。

港の外も柵沿いに本当にたくさん集まっている。

普通は若い男の人だけの亡命者たちの中に、今日初めて5-6歳の男の子を連れた若い男の人もいた。
港から少し離れた道路沿いも、港に到着する前の輸送トラックへもぐりこむチャンスを狙って、道路工事中で迂回を強いられている迂回路の角に集まるグループもいた。

そして、今日初めて通ったことのなかった、この亡命者たちが住んでいるバラックの横を、うちのだんなさんのバイクで通ったら、本当にたくさんのバラックが立ち並んでいた。先日も書いた、衛星放送用パラボラアンテナも・・・。

このバラックが集まっている土地は、もともとは結構価値の高い土地で、マンションが多い。この土地のすぐ周辺は、建設中のマンションが5棟ほどもあって、全部途中で放置されている。たしかに、この状況では完成させても誰も買わないだろうなあ。
こんなにパトラスに集中するようになった理由は、マフィアがいて、亡命者たちからお金を徴収してパトラスへ送ってきているという噂。一体どのくらいの率で密航に成功するのか本当に謎。でも全然成功しないならば、こんなにどんどんやって来ないだろうとも推測するし・・・。
ともかく、この状況は収集がつかなくなっているなあという一言。これからどうなるのか?