ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary ギリシャのテレビ、イタリアのテレビ その2
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ギリシャのテレビ、イタリアのテレビ その2
2006-04-08 Sat 19:34
曇り
ギリシャのテレビニュースは今のところ、お昼12時から国営のネット、1時からアンテナ、2時からメガ、3時からアルファというチャンネルがそれぞれ各1時間、夜は一斉に9時から一時間番組が組まれている。国営チャンネルはその合間にもしつこいくらいニュースが繰り返しある。他にもチャンネルがあるけれど、視聴率の高いものは上記のチャンネル。またローカルテレビもギリシャは多く、小さなパトラスだけでも4チャンネルもあって、それぞれローカルニュースがある。

この一時間という枠が組まれているのは、別に報道特集などが入ったりするわけではない。どのチャンネルも大抵今話題の内容について言い合いが始まるのだ。 敢えて「討論」ではなく「言い合い」という言葉を使うのは、本当に収集のつかない叫び合いになったりするから。
まず、ニュースキャスター、二人くらいのジャーナリスト、そしてその話題の問題に関係のある政治家などを中継でつなぎ、画面を4等分して4人を同時に映し出す。そして一応キャスターが状況を抑えようと努力するものの、政治家とジャーナリストの怒鳴りあいに発展したりする。同時に二人がしゃべろうとして何を言っているのか聞こえなくなることもしょっちゅう。見ていてとても疲れる。その「言い合い」が何時まで続くのか?そして今日のニュースの全ての内容という目安になるものを簡潔に最初に伝えてくれない。だからその言い合いに飽きてチャンネルを変えると、その後海外のニュースが入ったりするのを見損ねてしまったりする。

この画面4等分が唯一効果的だったのは、イラク戦争のとき。
私は偶然にもイラク戦争開始前日に日本から飛行機でギリシャへ飛んだ。エミレーツ航空は関空からドバイ経由。ドバイからはキプロスを経由してアテネへ飛ぶ。ドバイまでは全て正常なスケジュール。イラクのことは心配だったものの、ドバイからも定刻どおり出発。ところが、途中でコクピットから機長のアナウンスが入った。「ただ今米軍よりルートを変更するよう要請があったため、ご迷惑をおかけしますが、迂回するため到着時刻が遅れます」というような内容だったと記憶している。機内の皆がざわざわっとして、緊張感が高まる。私は隣に座っていたおじさんがドバイ在住のギリシャ人の体育の先生で、やっぱり戦争が始まるんでしょうかというような話をした。
確かに地図を見ると、ドバイからキプロスへの直線ルートはイラクの国境すれすれ。もしくはそういう状況でなければ、アラブ系の航空会社なので、上空を飛んでいたのかもしれない。飛行機はサウジアラビアの真ん中あたりを横断し、紅海の上空で直角に右折して紅海上を北上してキプロスへ向かったので、ものすごい回り道となった。初めてサウジアラビアや紅海を空から見たことだけは嬉しかった。

さて、ギリシャで今のだんなさんの実家へ着いて翌日に、本当に戦争が始まってしまった。テレビは全てのチャンネルがほとんど一日中イラク戦争について。それもそのお得意の4等分で、一つはニュースキャスター、一つはCNNの中継、一つは現地に派遣しているギリシャのレポーター、もう一つはアルジャジーラの中継。これは公平にイラクの状況を見るのに大変効果的だった。

ギリシャはアメリカのプレッシャーにも負けず、その後も唯一イラクに軍を送らなかった国。ヨーロッパの中でも、位置関係もあるだろうけれど、伝統的にアラブ諸国と対立せずうまくやっていっている。だからアルジャジーラの放送も禁じられていなかったし、日本では放映されなかったアメリカにとって都合の悪い映像は全て普通に放送されていた。これはその後日本に戻ってわかったのだけれど。

余談になるけれども、戦争反対というので一致していたギリシャはその後どのくらい続いたかはともかく、アメリカ製品のボイコットを個人的にしている人たちがたくさんいた。ギリシャ人の大好きなコカコーラを我慢したりして。

ところで、イタリアのニュースはいたって普通。日本のように簡潔に今日の内容を最初に言ってくれて、順々に詳しいニュースが始まる。ただ、ベルルスコーニが政権を握ってから、すでに民放3社を所有していた彼が、国営放送まで手中にしたため、どれだけ報道が公平であるかは不明。国営のRAIUNOの有名女性キャスターが辞めさせられたりしたくらいだから。

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COMMENT,Thank you!
冷静に話し合うというのが、ギリシャ人にはあまり向いていないのかもと思っています。お互いの意見が食い違うと、もう感情が抑えられなくなるっていうか(笑)。
ジャーナリストなどだけじゃなくて、一般の人が家族の問題をスタジオで話して、その問題の相手に、泣きながらとか、怒りに震えながら叫ぶような番組一杯ありますよね。感情をむき出しにすることをあまりためらわないところが、日本人と正反対!

2006-04-10 Mon 01:20 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
画面を分けて...っていうの、ギリシャのテレビは本当によくやりますよね。そして、「討論」でなく「言い合い」。討論番組もいろいろあるけど、収拾が付かないのが売りなのか?と思うほど、きちんと話し合いになってるのを見たことがありません。

戦争中のニュース、他の国と比べて見てないと気付きませんが、ギリシャではかなりきわどい報道がされてたんですね。確かにギリシャって結構反米意識が高いですよね。
2006-04-09 Sun 18:45 | URL | salahi #-[ 内容変更]
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