ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary 新アクロポリス博物館 開館式の裏話
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新アクロポリス博物館 開館式の裏話
2009-06-22 Mon 05:06
20日の夜、アテネ・オリンピック並みの厳しい警戒態勢で行われた、新アクロポリス博物館の開館式。世界中から招待された政治家などが式典に参加した。

その中で不思議だったのが、来ることになっていてドタキャンした、トルコのエルドガン首相。ただ出席すると言っていただけでなく、ギリシャのカラマンリス首相と会談する予定もあったのに、当日になって健康を理由に欠席を表明。代わりに大臣なども送ってこなくて、どうも政治的理由が裏にあるのではないか、という話。

そして、大英博物館所蔵のパルテノン神殿の大理石返還がさらに大きな話題となっている今、イギリスからは女王から大英博物館の館長にいたるまでいろいろ招待状を送ってあったそうなのだけれど、結局一人も出席しなかった。

この開館式の前に、民放MEGAチャンネルのドキュメンタリーで、大理石を持ち帰って大英博物館に売ったエルギン卿(第7代エルギン伯爵)の末裔である現エルギン伯爵にインタビューしていたのだけれど、まーったく返還なんて興味ないという態度・・・。邸宅の中には、まさにその大理石の複製がかざってあるだけでなく、本物の古い遺跡からの出土品などがいろいろあるそうで、それがとっても自慢そう。ちょっとあきれてしまった。

大英博物館側から、返還の要求に関しては、「ギリシャにパルテノン神殿の大理石(パルテノン・マーブル)を貸すことはできる。その代わり、ギリシャは大英博物館がパルテノン・マーブルの正式所有者であると認めること。」と言ってきているそう。ギリシャ側としては、絶対そんなことは認められないので、今の硬直状態は続いている。

エルギン卿がギリシャから大理石を持ち去ったことに関しても、違法であるという見方と、違法ではないという見方があって、誰が正しいかということは今になっては誰にも言えない。
当時政治的に不安定だったギリシャから、最終的にイギリスの博物館へうつされたことは、結果的には良かったかもしれないけれど、現在のギリシャ、しかも実際のパルテノン神殿のすぐそばで大理石を最善の保存状態で展示する博物館ができた以上、多数の国が返還に賛成している。イギリスには、今までにない大きなプレッシャーがかかっている。
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2009-06-22 Mon 15:29 | | #[ 内容変更]
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