ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary ギリシャで刑事が活躍するドラマがない理由!?
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ギリシャで刑事が活躍するドラマがない理由!?
2006-05-08 Mon 23:59
晴れ
先月の4月2日の全国紙「エレフセロティピア」日曜版付属の「エプシロン」という雑誌に、ちょっとおもしろい各国の警察事情(残念ながらイタリア、日本は載っていなかった!)が書いてあるのを今日読んでいて、ギリシャのアスティノミア(=ギリシャの「警察」)についての感想を少し。

まずは私の知っているイタリアと比較。イタリアでは、警察が大きく分けて2種類ある。ポリツィア(=いわゆる普通の警察全般。)とカラビニエレ(=憲兵、特殊警察で、刑事事件などで普通の警察と仕事が重複する。)で、普段から取り締まりをしている現場を頻繁に見るし、日本のように派出所があるわけではないけれど、犯罪の多そうな場所で見張りをしている。さらに、日本のように警察物のテレビドラマがイタリアのTVでも多くて、危険だけれど、かっこいいイメージ(実態はともかく・・・)も与えている。

その代わり、犯罪の多いイタリアでは、泥棒くらいの犯罪ではあまり色めき立ってくれない。私がジプシーの子どもたち(未成年)に家に泥棒に入られて、警察に届けた時、まず盗られた物は見つからないでしょうということを淡々と言われた。それに別に指紋を取りにくるわけでもなかったし。ただ、いろいろな用事や書類手続きで出会ったことのある警察官はみな紳士的で親切な人が多かった。それに公務員のせいか、よっぽどの事件でもない限りのんびりした雰囲気がオフィスに漂っている。

ギリシャにおいては、イタリアよりずっと治安がいいとはいえ、警官を見かけること自体が少なすぎるように思える。しかもパトラス港に限って言えば、なんといっても国際港。イタリアでアンコーナ港などが警戒しているように、警察がうろうろしていてもおかしくないはず。ギリシャ人にそのことを尋ねると、私服警官がいると言われているらしい。私服だから見てもわからないという言い訳で、実は滅多にいないのではないかと密かに思っている。

パトラスで見かける警察官というのは、「トロヘア」と呼ばれる交通関係の警察官だけ。パトラスは渋滞が街の悩みの種なのに駐車場が少なく、2重駐車もざら。中心部に行くほど、それはさすがにすぐ取り締まられる可能性が高い。
それでも、アテネでは原則になっているシートベルト着用などは、まだ取り締まられないのがパトラスの良い所?

イタリアに留学しているパトラス出身の友人は、昨年夏にパトラスで自動車学校に通っていて、運転席に乗り込んですぐにシートベルトを締めたら、教官に驚かれたと笑っていた。
私もある日、家の近くの細い路地から主要道路に出ようとしたら、左手で停まった車が「トロヘア」のパトカー!「しまった。シートベルト忘れてた!」と焦っていたら、にっこりして行きなさいというジェスチャー。道を譲ってくれただけだった、ということがあった。

また、パトラスでは、不法出航をねらっているクルド人、アフガニスタンあたりからのアジア系の顔の人たちが港付近をうろうろしている。
とはいえあまり取り締まらないのは、ちょっとご都合主義もあって、不法滞在者や亡命者にギリシャに残ってもらうよりは、イタリア、ドイツなど他のヨーロッパに行きたいなら、行ってもらった方がありがたいという本音があると、ギリシャ人たち複数から聞いたことがある。
ところが、先日、そういう人たちの一人を、警察が(珍しく!?)捕まえたそうなのだけれど、その時は暴力まで加えたというので、病院に運ばれるほどの事態になり、警官が訴えられた。

こういう警察による暴力というのは、ギリシャでは時々聞かれる。それについての、まさに今回の雑誌の特集記事では、もらっている給料、どのくらい実力行使(暴力も含めて)を働くか、問題点、警官の装備が書かれていたので引用すると;

ギリシャでは、「各種手当てなどを除く年収が、初任給の14,000ユーロから、長官の地位で38,000ユーロまでの間で変動する」。実力行使に関しては、皮肉っぽく、「絶えず。好みの標的:労働者、学生、年金生活者、移民。」と書かれてある。問題点もすごくて、「警察官が腐敗や、人身売買・麻薬取引への関わりで訴えられたことが、たくさんある。」ということ。装備については、「豊富!デモ隊に対する催涙ガス、窒息性ガスの使い過ぎでトップを行く。」と書いてある。(注:カッコ内は記事の引用を素直に翻訳。私が誇張したりしていません!)実際、ストライキが多いギリシャでは、激しくデモ隊と機動隊が争うところをテレビでもよく映している。
ともかく、この記事を見る限り、道理で警察に対して一般人の信頼感が薄いはずだと納得してしまった。

載せられていた、たくさんの国の中で、全く実力行使がないのは、さすが平和の国!カナダの警察だけだった。あの、見るたびに写真を撮りたくなってしまうような、赤い制服で馬に乗っている警官たち。カナダに行ったことのある人には印象深いはず。平和すぎるのか、問題点がおもしろい。「余り身体を動かさないことから、肥満、呼吸器官の病気」とあって笑ってしまった。
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Hello!
akiさん、アテネはこの数年急に治安が悪化しているんですが、以前はイタリアに比べたらもう全然というくらい、のんびりしてたんですよ。
私が住む田舎は日本人をあまり知らないようで、イタリアのように、日本人というと標的!というくらい狙われているぴりぴり感もなければ、もともとスリなんかも少ないです。
アテネにしても、今でもイタリアの大都市に比べれば、多分治安がいいと言えるのではないかなあと思います。
2006-05-12 Fri 05:12 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
ギリシャはイタリアよりも治安がいいのですか?
なんとなくアテネ辺りは治安が悪いのかと思っていましたが・・・。でも、ギリシャの警察はのんびりしていますね。
イタリアでは、必ず町を巡回する警察がいるので、まあ何かあったときにはすぐに駆けつけてくれるからいいような・・・。
イタリアでは警察のドラマがほとんどですよね。コレもお国柄かなと思っていますが・・・。
2006-05-11 Thu 14:53 | URL | aki #Zro8.eHg[ 内容変更]
Hello!
そうなんですか!!それは怖いですね。紛失届けを出したのに逆に調べられちゃうんですか!?

そういえば、私も、あまり日本人を知らないせいかもしれないと思ったことが一回。
結婚するずっと前で、その時は日本から2週間の予定でギリシャにいたんです。今の夫とペロポンネソス半島一周したんですが、田舎道で、通りかかる車をいちいち停めて、荷物を調べている警察がいて、私達も停められて旅行かばんの中身も見られたうえに、私にはビザは?って聞くんですよ。
日本人はビザなしで3ヶ月いられるんですよと私もだんなさんも言ってるのに、そんなの知ってたか?みたいなことを警察官同士で言い合った挙句、どこかに電話してから納得してくれたんですが。それがわかるまで疑わしそうで感じ悪かったです・・・。
2006-05-10 Wed 02:10 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
カナダの警察の問題点に笑ってしまいました^^

ドラマって見ないんだけど、確かに刑事ものってないかも。あまりかっこいいイメージはないですね。

人にもよるのかもしれませんが、ギリシャの警察って結構怖いです。パスポート紛失の届出に行ったら取り調べ(?)を受けてしまいました。

麻薬を仕込んで無理矢理逮捕したり...っていう話も聞いたので恐ろしいです。

あと、妹が来てた時に某島へ旅行に行ったら、ギリシャ人男性一人(夫)にアジア人女性複数という組み合わせが怪しかったのか、空港で別室に連れて行かれ荷物を調べられたこともあります^^;

警察にはあまり関わりなくないですね。
2006-05-09 Tue 17:29 | URL | salahi #-[ 内容変更]
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