ギリシャ・イタリア生活日記 地中海とカフェ Diary ギリシャの生活、基本中の基本!
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ギリシャの生活、基本中の基本!
2006-05-09 Tue 23:59
晴れ
引越しの準備を進めているので、今は見に来てもらって見積もりしてもらったりという段階。今日は水道工事屋さんに来ていただいた。
実はお風呂場の周囲全ての壁が、原因不明の湿気で傷んでいる。その修理も含めて、太陽一杯のギリシャではとてもメジャーな、太陽熱でお湯が出るシステムも入れる予定。ちなみにギリシャでは、まだ太陽発電のシステムは一般に利用されていないし、太陽発電が個人宅などでの電力供給システムとして存在するということ自体が知られていない。これはもったいないなあと思う。(唯一使われているのは、アテネの日本大使館だけなのではないでしょうか?)

ここではっと気がついたけれど、その前にギリシャを知らない方々にギリシャ生活基本中の基本を説明しなければならない。
実はギリシャでは天然ガスの利用というのはここ数年始まったばかり。アテネとテッサロニキでやっと普及しつつある程度。もちろん私の住むパトラスには当分やってこないので、ギリシャの一般家庭で使用されている、電力による湯沸かし器を使うことになる。

これは、日本人や他の西ヨーロッパ諸国に住み慣れた人にとって、最初に直面する「えーっ!?」である。何しろ、その湯沸かし器にお湯がたまらないと、お湯が出てこないのだから、ちょっとシャワー浴びようっと思っても、20分から30分待たないといけない。

それにこの湯沸かし器はとても電力消費が高いらしい。電気を節約しようと思うと、冷たい水で食器も洗う羽目になってしまう。オリーブオイルを使うお料理だらけのギリシャでは、これはちょっと難しい。そこでまた、今度は台所に設置してあるシンク用の湯沸かし器をスイッチ・オンして辛抱強く待つ。この待つストレス+電気代がもったいない~というジレンマに耐えなければならない。
私の場合、とてもこのジレンマに耐えながら、風呂桶にお湯をためて、つかろうという気にはなれないので、お風呂にゆっくりつかりたいという願望を抱き続けて2年半が経過中。

これをやっと解決してくれるのが、「イリアコ」とギリシャ語で呼ばれている、この太陽熱のシステム。マンション屋上の太陽熱パネルと、その向こうに見える、山頂の風力発電機(昨年、パトラスで10本ほど設置された。) 太陽熱パネル6月あたりから9月半ばまで、非常に雨のすくないギリシャではとても効率の良い節電方法なので、どんどん所有者が増えている。日本人のように毎日髪の毛も洗わないし、お風呂につかることも少ないギリシャでは、特に子どものいる人が、オムツの取替え時におしりを洗ってあげたりするのに便利に使っている。
私はといえば、もうすぐこの「イリアコ」が入るかと思うと、もう笑みがこぼれてしまうほど嬉しい!! これで少なくとも夏の間はお風呂を楽しめる。

雨の多い冬の間は、仕方なく湯沸かし器に戻るか、また、暖房のカロリーフェル(これは、各部屋に設置してあって、熱いお湯が管を通ることで部屋が暖まる)を利用してボイラーを設置する人もいる。普通の古い型の暖房(現代ギリシャ語でカロリーフェル)

この暖房はヨーロッパ共通してよく見られるものだけれど、ギリシャのものは残念ながら、これまた天然ガスがないため、湯沸しに石油を使用しなければならない。そのせいで、ギリシャの冬の生活費はばーんと跳ね上がる。特にこの近年の石油高騰は、ギリシャの生活をさらに厳しくしている。

昨年まで住んでいた新築のマンションの場合は、新しい電気の暖房が各部屋に設置されていた。カロリーフェルより小型で場所もとらない。新築マンションの部屋にあった、電気の暖房これは中の管に油が入っていて、その油が加熱するようになっているのだけれど、これも電力消費が結構かさむ。その代わり、マンションの共用費として払わないといけない、石油代でのトラブルがない。マンションの場合、石油はマンション全体の分としてまとめ買いしないといけないので、お金を払わない人がいたりすると他の住民が迷惑を被ることになるのだ。

地方都市(でもギリシャで3番目に大きい都市)パトラスでの天然ガスは、最初の計画ではこの数年以内の予定であったのに、結局政府がパトラス市を後回しにしてしまった。近年の石油高騰のせいで、まずギリシャ全土の公共の施設の天然ガス導入を進めるという計画が優先されてしまったせいもある。パトラスでは張り切って、天然ガスのための施設も建設しかけていたので、利用されないで傷む前に私営企業に投資してもらうという案も出ていた。
私としては何でもいいから、はーやく来い!と切に願っている。

ギリシャでの生活で直面する2番目の「えーっ!」は、トイレでトイレットペーパーを流してはいけない!ということ。
これについて、いろんなギリシャ人に尋ねてみているのだけれど、下水道の管が細いせい、水圧が弱いせいなどと、説は分かれる。何しろ、外国に行ったことのないギリシャ人にいたっては、外国ではトイペを流していい、ということを知らなかったりするから、余計びっくり。
このことを知らない外国人観光客(私もその一人だった・・・)は、注意書きの絵を見ても、外国のように「トイペ以外の物は・・・」と書いてあると思い込んで見逃してしまう。が、よくよく注意書きを見てみると、紙、つまりトイレットペーパーも絵の中に含まれている。これを守らないと簡単に詰まってしまう可能性がある。
そういうわけで、トイレには必ず大きめのゴミ箱がある。ここに捨てられたトイレットペーパーは、外へ普通ゴミとして出される。

こういう日常生活の基本というのは、慣れてしまうと顧みないので、久しぶりに初心に返って思い出してみた。
引っ越しにはまだまだ準備がたくさんあって、これからが大変だけれど、ちょっとでも快適な生活を目指して頑張ろうと思う。

☆5月10日に少し訂正を入れました。

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☆コメントありがとうございます☆

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Hello!
harulaさん、
ちょっとそれ、私も気になってるんです。なんかギリシャのトイペって、ごわごわしたものが多い(単に紙の質が悪いのかもしれませんが、)気がして、元々流す想定でないのであれば、あまり溶けなかったりして?などと考えちゃいます。
最近はLIDLで買っているので、海外のものと同じで溶けるはずですけどね。
2006-05-12 Fri 05:15 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
トイレットペーパーってどこまで水に溶けるのでしょうね。
すべてが溶けてくれたら詰まることは、ないのに。。。
2006-05-11 Thu 17:11 | URL | harula #rbF5.QZA[ 内容変更]
Hello!
harulaさん、なるほど、アテネにはそういう地域があるんですね。しかも大家さんが流していいといってくださったのなら、気軽に流せていいですね!
さっき、うちのだんなさんに聞いてみたんです。でもパトラスでは下水の管が太いはずがないし、年月を経て次第に詰まって、いつか床をはがして工事ということになりかねないから、だめ!といわれてしまいましたv-16

2006-05-11 Thu 02:59 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Sorry...
ごめんなさい。その温水器のイリアコのことを言いたかったのです。
アテネのある地区だけは、下水管が太くなっていてトイレットペーパーを流せるって前に聞いた事があるのですがそれがこの地域かどうかは?です。でも家は、流していいと大家が言っていたので流しています。
詰まったことは、一度もないです。ちなみに実家に帰った時や義弟宅に数週間と待った時も流しましたが詰まりませんでした。
トイレの紙が流せないと人が来たりしたときちょっといやですよね。
ギリシャの人は、なれているからなんとも思わないのかもしれませんが私は、やっぱりダメです。
旦那もイタリア、ドイツと海外生活が長かったせいかぜったいにいやだと言っています。

試してみるのにけっこう勇気がいるかもしれませんが新しいお家で流せたらいいですね。
私も次の家がどうかちょっと不安なんです。
2006-05-10 Wed 23:22 | URL | harula #rbF5.QZA[ 内容変更]
Hello!
harulaさん、ほんとですか!?トイペ流しても詰まったことないんですか?
うちの夫が流すことがあって、実家でつまりかけることが時々あるので、お義母さんが怒るんですよ。
もしトイペなら大丈夫というんであれば、私もずっと流しちゃいたいですねー。でも引越し先で詰まっても怖いし、悩みます・・・。少なめなら大丈夫なんでしょうか。
太陽発電とおっしゃっているのは、温水器のイリアコのことですよね?アテネの日本大使館のように普通の電気も太陽でまかなわれるというのは、ギリシャの個人宅やマンションにはまだないと思っていたのですが?
2006-05-10 Wed 21:32 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
Mic’oさん、こんにちは!
カロリーフェルってまさにそのシステムです!でも水が止まるのは厳しいですよね。
私も以前の新築マンションの地域が新興住宅地で、何かと工事や問題があったりして、いきなり停電、というのも何回か、そして、いきなり断水というのも2回もありました!!その断水の一回が数時間も復旧までかかって、生まれて初めて水がないって言うのはこういうことかあと実感しました。トイレも流せないし、料理もできないし(ペットボトル買ってこないと)・・・トイレ流せないのが一番困りますよね。真昼間だったので、洗濯機も止まるし、もう大変でした。
2006-05-10 Wed 21:20 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Oh!
太陽発電のシステムは、アテネだとけっこう利用していますよ。新築の家は、ほとんどこのシステムです。今の我が家は、古いですがこれです。
トイレットペーパーは、困りますね。でも我が家は、流しています。
トイレットペーパーのみ流します。
こんな話を聞きました。ギリシャ人は、昔からの週間で流せるトイレットペーパーも不安で流せないのでは?そして
下水管が細いせいもあるかもしれませんがもし流せると言ってしまったらトイレットペーパー以外も流して大変なことになるというのを知り合いから聞きました。
田舎に帰っても旦那が大丈夫だから流しな!と言うのでいつも流しています(ただしお母さんには、内緒です)がちゃんと流せます。

*お風呂場の周囲全ての壁が、原因不明の湿気で傷んでいるとのことですが充分湿気防止剤ペンキなどを使って修理してもらってくださいね。
我が家は、すごい湿気で壁中カビになり私は、このせいでアレルギーになりました。

引越しもうすぐですね。家も来週中のようです。お互いに体に気をつけて引越しは、旦那に働いてもらいましょーーー!


2006-05-10 Wed 20:06 | URL | harula #rbF5.QZA[ 内容変更]
Hello!
風力とか太陽熱とかそれぞれの土地の気候を生かした方法で発電するのは賢いですよね(^^)

ところで電気湯沸し器って本当にいらいらしますよね~。私がボスニアに住み始めて数年はまたインフラも余り復旧してなかったので、水の供給時間が決まっていたり、供給時間内にも断水があったりして、せっかく時間を掛けてお湯を沸かしたのに水が出なくなってボイラーの温度が下がっていく、というケースが結構ありました。(泣)仕方ないから貯めてあるお水を電気調理器で温めてちょっとづつ体を流したりとか、いつの時代に生きてるのかわからないような生活もしてました。

今は給水状況も改善してますし、しかも家のリフォーム時に浴室のボイラーをセントラルヒーティング(カロリーフェルってこれの事ですよね?)の熱で温められるようにしたので、冬の間はバスタブにお湯を張って存分に入浴が楽しめるようになりました。逆に夏は電気で沸かさないといけないんですけどね。

2006-05-10 Wed 20:00 | URL | Mic'o #v9q.gVLQ[ 内容変更]
Hello!
kiyomulanさん、こんにちは!
そうそう、その新築マンションで一人暮らしをしていたとき、小さいセルモシーフォナスだったので、あっという間にお湯が終わってしまうんです。それでけちけちお湯を使うようになってしまいました。特に冬にお湯が途中で足りなくなってしまったりすると、悲劇ですよねー!

実は、ギリシャーイタリア間のフェリーのシャワーが、すごく好きです。水圧もたっぷりで、熱いお湯がいくらでも出るので、日本のようにゆっくりシャワーを浴びれるんですよ。船の中のほうが、お湯がたっぷりっていうのも不思議ですが・・・。
2006-05-10 Wed 17:59 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
turkuvazさん、こんにちは!
アンタルヤってそんなに天気がいいんですか!いいですねー。パトラスは冬は雨が多いので、ちょっとうつになってしまいます。
90パーセント以上も太陽熱が使われているって言うのはすごいですね。しかも年間通して電気代がかからなそうでうらやましい限りです。
天然ガスもうすぐなんですね。パトラスは私の周りの人に言わせれば、まあ後10年は来ないよなんていうんですよ!実際2年くらいと言っているとして5年以上かかるような国ですから、本当にいつ来ることやら。
2006-05-10 Wed 17:54 | URL | chottocafe #-[ 内容変更]
Hello!
引越し準備大変ですよね。でも、お風呂に入れるようになるなんて、良かったですね。本当にカロリフェールは高くて遅い!うちは家族4人、続けてシャワーを浴びると、お湯が足りなくなったりします。せっかくの太陽光、利用しない手はありませんよね。
2006-05-10 Wed 06:02 | URL | kiyomulan #-[ 内容変更]
Hello!
300日が晴天と言われるここアンタルヤでは、太陽熱温水器の普及率は、パッと見で90%以上。新築の住宅、マンションなら100%といっていいほど。
でも、太陽熱の場合も小さな問題があって、水圧が低くて出が悪いのと、焼け付くような熱湯になったり、冷水になったりと適温の調節が難しいこと。(もしかしたら、我が家だけの問題かもしれないけど・・・)

トルコも電気代が高いので、太陽熱発電に市を挙げて取り組むべきだと私も思っています。
天然ガスは、アンタルヤ郊外の工業地域までは来たので、市内に来るのはまだ1~2年先でしょうか。なので、ボイラーは家により電気や石油が使われています。うちのマンションは将来的に天然ガスが来ることを想定して地下に巨大ガスボンベを埋め込み、そこから天然ガスと同じ方式で各戸まで届くようにしてあり、ボイラーもカロリーフェルもコンロもすべてそれでまかなわれていますが、冬季はガス代がものすごくて、大変です。

トイレットペーパー事情は、トルコもまったく同様ですね。まずは紙の質が悪いのではないでしょうか。
2006-05-10 Wed 04:12 | URL | turkuvaz #-[ 内容変更]
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